映像は、重厚かつエモーショナルなサウンドに、ビジュアル面でも『トロン』シリーズらしい未来感とノスタルジーが融合した映像に仕上がっている。
映画『トロン:アレス』は、10月10日に日米同時公開を予定。これに先がけ、サウンドトラックのデジタル配信が9月19日にスタート予定で、国内盤CDは10月1日にリリースされる。国内盤は、日本限定パッケージ仕様として、1980年代初頭に公開されたシリーズ第1作『トロン』を想起させるフロッピー・ディスク型パッケージが採用されるほか、ナイン・インチ・ネイルズによる収録楽曲の歌詞対訳も封入される。
ナイン・インチ・ネイルズは、1988年にトレント・レズナーによって結成されたアメリカのバンド。インダストリアル、エレクトロニカ、ロック、アンビエントを融合させた革新的なサウンドで知られ、グラミー賞を2度受賞。2020年にはロックの殿堂入りも果たしている。1989年のデビューアルバム『Pretty Hate Machine』以降、『The Downward Spiral』(1994年)、『The Fragile』(1999年)、『With Teeth』(2005年)など、多数のマルチプラチナ認定アルバムを発表してきた。
映画音楽の分野でも、メンバーのトレント・レズナーは長年のコラボレーターであるアッティカス・ロスとともに、アカデミー賞やグラミー賞を受賞するなど高い評価を受けており、今回の『トロン:アレス』も注目のサウンドトラックとなっている。