伊藤は、作品にちなみ、真心を込めていることを問われると、伊藤は「ごはんをつくるのは、大変真心を込めてやらせていただいています」と照れ笑い。「おいしさ違うかなと思うので。頻繁ではありませんが、時間があるときは、めっちゃ込めてます」と答えた。
続けて、最近のイチ推しはゴーヤのから揚げだそう。「つまみ食いをしたら、揚げたてがおいしくて。夫をキッチンに呼んで揚げながら飲みながらやらせていただきました」と、今年1月に結婚を発表した劇作家で脚本家・蓬莱竜太氏との新婚生活を明かし、興味を示した共演者に「ナツメグは入れてください!揚がっていくうちに小さくなるので、1本もペロって食べちゃうから」とアドバイスを送った。
本作は「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、社内ベンチャーコンクールを活用して事業を立ち上げ、契約社員から社長へと歩んだ金城祐子氏の実話を基にした、原田マハの同名小説(講談社文庫)が原作。主人公・まじむ(伊藤)が自らのアイデアと行動力で起業して夢を実現していく様子が描かれている。
舞台あいさつには、伊藤のほか、高畑淳子、染谷将太、シシド・カフカ、尚玄、肥後克広、芳賀薫監督が登壇した。