東野圭吾氏の人気小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫)を実写映画化。
福山はまるでトランプのジョーカーのような、袖に黒レースのフリルがついたトリッキーなスーツに身を包み、有村は黒のシックなドレスで登場したほか、登壇者はそれぞれハレの場にふさわしいファッションで登場した。イベントでは、初日を迎えた気持ちや互いの印象、撮影時のエピソード、さらに「最近ついた嘘」についてトーク。福山を中心に、ユーモアたっぷりに会話が繰り広げられ、終始和気あいあいとした雰囲気でイベントは進行した。
イベント終盤には、客席の真ん中にキャストが立ち、顔を向けるたびに「キャー!」と歓声が巻き起こる中でフォトセッション。その後、有村は「ぜひお気軽に映画館に足を運んでいただけたらなと思います。今日はどうもありがとうございました」とあいさつ。
福山は「本日はお越しいただきましてありがとうございました」と感謝を伝え、「ここに登場している一人ひとりというのは、皆さん一人ひとりの誰かにきっと当てはまるんじゃないかなというふうに思っています」と紹介。「何度もご覧になっていただいているうちに、エンターテインメントで楽しんでいただきながらも、あ、あれはもしかしたら僕かもしれない。私かもしれないと言うふうに感じていただけるような瞬間があって」といろいろな視点や楽しみ方があるとし、「そうこうしてると2回、3回じゃ足りないんじゃないかなというふうに思いましたので、ぜひご覧になっていただきたい」とユーモアたっぷりに呼びかけた。
最後には、福山の「せーの!」の合図で、作中で福山演じる主人公が行うフィンガースナップを会場全体で鳴らしながら、「イッツショータイム!」と叫び、盛大に公開を祝った。