公開を迎え、客席を見渡した伊藤は「とっても幸せですね。ほっとします。うれしい状況におります」と笑顔を見せた。
続けて、伊藤は「楽しい時間だったのですが、とっても感謝していることがあって。沖縄はポカポカしている印象だったのですが、12月で思いの外寒かったんです」と撮影を回想。「半袖しか持って行っていなくて。肥後さんとご一緒したときに『意外と寒いんですね?』って言ったら、次のお会いした時、2着ほど買ってきていただいて。パーカーとロンTを」と感謝を伝えた。
「大事にしています!」という伊藤に笑顔を見せた肥後は「去年12月は、東京より寒いんじゃないかと。撮っていた場所が風通しも良くてね」と寄り添った。「マジムと伊藤さんが重なるので、紅白の司会頑張れ!っていうのもありましたし、いい思い出でした」となつかしんだ。
本作は「南大東島の風に吹かれて育つサトウキビで特別なラム酒を作りたい」と思い立ち、社内ベンチャーコンクールを活用して事業を立ち上げ、契約社員から社長へと歩んだ金城祐子氏の実話を基にした、原田マハの同名小説(講談社文庫)が原作。
舞台あいさつには、伊藤と肥後のほか、高畑淳子、染谷将太、シシド・カフカ、尚玄、芳賀薫監督が登壇した。