俳優の二宮和也が13日、都内で行われた映画『8番出口』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。

 2023年にインディーゲームクリエイター・KOTAKE CREATE氏が単独で開発し、累計170万ダウンロードを記録した人気ゲームが原作。
無限ループする地下通路で“異変”を見抜き、脱出を目指すという異色のサスペンス・スリラーとなっている。

 8月29日の全国公開からわずか11日間で観客動員155万4256人、興行収入21億8093万5100円(※先行上映含む)を記録するなど、大ヒットとなっている同作。公開までは不安もあったようで「一歩間違えたら“東宝出禁”でしたよ。いろんな方々も見に来てくださりましたけど『現場の世界観はしっかりしているけど、映像化したらどうなるんだろうね』って言いながら帰っていくんです。ただ(公開されて)『こっちに転んでよかったね』と。脚本、話の流れがすばらしかった。コンセプトとかも、お褒めの言葉をいただいています。これで、堂々と東宝の正面入口からいけるぞ」と笑わせた。

 改めて「すごいですよね。なんか、複数回見たっていうのもそうですけど。本当に僕史上、最も変わっている作品ですし、僕の作品の中でも一番僕が出ているといっても過言ではない。ヘンテコな作品だなと。
狙ってヘンテコになったわけではなくて。本当にマジメに向き合えてやっていくと、こういう作品ができあがって、広がりを見せていくんだな」とコメント。「ひとつ、これから10年、20年経って振り返った時に、かなり大きな点になったのではないかな」とかみしめるように口にしていた。

 この日は、MCはいたものの、出席者は二宮ひとりで40分のイベントを行っていった。
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