芥川賞作家・金原ひとみ氏の同名小説を映画化。
ヒロインの由嘉里を演じた杉咲は「大好きな大阪に映画を届けに来られてうれしく思っています。きょうは短い時間ですが、よろしくお願いします」、不特定多数から愛されたいホストのアサヒを演じた板垣は「東京では完成披露イベントとかあったんですが、こうやって大阪の皆さんにも一足早くこの作品をお届けできるということで、すごくうれしく思っております」とあいさつ。松居監督は「由嘉里とアサヒがちょっとゆかりのある、この大阪で公開前に舞台あいさつができることをうれしく思います。ゆっくりご覧なってください」と、大阪のファンに呼びかけた。
板垣は「原作の金原ひとみさんとは2年前ぐらいに番組でお会いしたことがあって、その時実際にお話しさせていただいて、すごくお人柄も優しくて面白くって素敵な方だなって思っていました。金原さんの作品はいいことばかりではなくて、最後のエンディングも“みんなが見てハッピーエンド”っていうよりかは登場人物それぞれのハッピーエンドみたいな雰囲気がすごく素敵だなと思ってたので、今回こうして役者として金原さんの原作の作品に参加できることがすごくうれしかったです」と熱い思い。
板垣は、今回が大阪で初めての舞台あいさつ。「皆さん思ったより大人しかったなと思ったんですけど」「こっちも緊張してたし…近いから!緊張されてますか?」と観客に問いかけると、「全然緊張してる」と返事。「緊張してない」のボケには、「それもそれでちょっとどうかと思うんですけどね」とすかさずツッコんでいた。
■ストーリー
擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分のことは好きになれない由嘉里。27歳になって結婚・出産…と違う世界に次々と離脱する腐女子仲間をみて、このまま仕事と趣味だけで生きていくことへの不安と焦りを感じ、婚活を始める。