90年代のヴィジュアル系ロックの名盤100枚のレビューが掲載された書籍『90年代ヴィジュアル系ロック名盤100選』が2026年1月21日に発売される。

 同書は、現在に至るまでヴィジュアル系の音楽性やスタイルに影響を与え続けてきたアーティストが、90年代にリリースしたアルバム100枚を厳選し、丹念にレビューした一冊。
ヴィジュアル系を単なる音楽ジャンルとして定義するのではなく、ダークさ、悲愴感、耽美性、退廃的、厨二病といった要素がどのように楽曲やサウンド、構成として立ち現れてきたのかを掘り下げる。

 90年代前半、バンドブームの余韻からオケバン(お化粧バンドの略)、ホコ天バンドなどを聴いていた世代、そして90年代後半のヴィジュアル系ブーム直撃世代はもちろんのこと、後追い世代まで楽しめる一冊。全304ページで届ける。

 著者の冬将軍は、音楽専門学校での新人開発や音楽事務所、レーベルでの制作ディレクター、A&R業務などを経て、原盤制作やライブ制作、アーティストマネジメントに携わってきた音楽ライター。
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