デビューが決まったのは、高橋理央(たかはし・りお/17/※高=はしご高)、kiichi(きいち/21)、小林真央哉(こばやし・まおや/15)、岩坪優真(いわつぼ・ゆうま/23)、黒澤洵太(くろさわ・しゅんた/17)の5人となる。
名前が呼ばれると5人は、それぞれ喜びをかみ締めた。kiichiは「音楽を辞めずに、ここまで頑張ってきてよかったなと心から思います。でも、ここがゴールじゃないことは、みんなわかっていると思う。ここから先へ、いろんなステージに向けて、死ぬ気で頑張っていきたいと思います。ありがとうございます」と心境を明かし、高橋は「僕を選んでくれて本当にありがとうございます。ここがゴールじゃないと確信しています。ここがスタートだと思って、日本中の老若男女、全世代の人に知ってもらえるようなアーティストになれるように精いっぱい頑張っていきます。たくさん成功した時には親にたくさん恩返しをしたいと思います。これからも、どうぞよろしくお願いします!」と話した。
岩坪は「まずは、ありがとうございます。自分は状況してきて、親の支えやボーカルの先生の支え、いろんな方のサポートを経て、ここまで来れていると思っています。
黒澤は「デビューメンバーに選んでいただき、ありがとうございます。自分は、このオーディションでたくさん成長できて、たくさん出会いがあった。本当に最高のオーディションだったと思います。自分はデビューという形になりましたが、落ちた人もいる。その人とは、これから違う道を歩みますが、その人の思いは絶対に踏みにじってはいけない。
また、メンバー決定直後にグループ名も発表され、「unlock」に決まった。「o」は音楽理論で用いられる和音コード「ハーフディミニッシュ」を示す記号にも使用されている。「ハーフディミニッシュ」とは、「m7♭5」と呼ばれる四和音で構成されたコードで、明るさと切なさが共存し、次にどんな音へ進むのかを予感させる響きを持っている。グループ名の由来は「5つの個声の融合で新たなグルーヴを生み出すボーカルユニット。oの響きのように、その先に何かを予感させ、さまざまな方向への変化・成長の可能性を秘めた5人が、歌・声で聴く者と自分たち自身をアンロックしていく」となっている。デビューも合わせて発表され、2026年4月1日に決まった。そして、初の Meet & Greet/トークイベント『unlock: the first contact』が12月29日に、東京・タワーレコード渋谷店 5Fイベントスペースで開催されることも決定。初の冠番組のニッポン放送『unlockのオールナイトニッポンX』が来年1月6日深夜0時から放送されることも決まった。
いきなりのサプライズ発表の連続でメンバーは驚きながら「ありがとうございます!」と一言。
1976年にスタートした『ホリプロタレントスカウトキャラバン』は、これまで榊原郁恵(※榊は「木」へんに「神」)、井森美幸、深田恭子、石原さとみ、足立梨花、吉柳咲良など、時代を代表する俳優・タレントを多数輩出してきた。第47回となる今回は、初の“男性ボーカル(ユニット)”に特化した開催となる。
「さあ、ぜんぶ、声に変えよう。」をコンセプトに掲げ、心の揺らぎや孤独、未来への鼓動までも“声”に変えて響かせる、新時代のボーカリスト発掘を目指す。ユニット結成(人数未定)も視野に入れながら、個人の才能に応じた柔軟なデビュー形態も想定されていた。グランプリ受賞者は、ホリプロとの専属契約のもと、ホリプロとエイベックスによる新レーベル「+WHAX(プラスワックス)」からメジャーデビューすることが決定している。
決選大会には、書類選考、地方予選、ビデオ審査、合宿選考1、合宿選考2を勝ち抜いた10人が進出。パフォーマンス審査として課題曲3曲(「キセキ」「Coming Back」「Hundred Percenter」)を5人1組になって披露し、最終アピール一言で締めくくった。


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