■『第76回NHK紅白歌合戦』リハーサル1日目(28日、東京・渋谷 NHKホール)

 岩崎宏美は37年ぶり15回目の出場で「聖母たちのララバイ」を歌唱。「とにかく37年ぶりなので当日が想像できませんがしっかりと歌い納めできるように頑張ります」と意気込んだ。


 37年前は「帝劇に行ってレコ大があったり、こっち戻ってリハーサルしてレコ大の本番やって、白バイに先導してもらって紅白に戻ったんですけど、当日はおけいこがないのでゆっくりできる」と当日の流れにも違いが。 

「応援合戦がない。昔はラインダンスだったり、毎年アンケートになにかやめたいことはありますか、と『ラインダンスをやめてください』といつも書いていた。諸先輩もおやりになっていたので…(笑)みんな夜中に集まって合同の練習もなく今は歌にだけ集中できるんだな」と変化を感じたそう。

 今年は歌手生活50周年。「歌い手として恵まれていて、歌が売れていなくても悲壮感なく仕事ができたのは、仕事がなくて困ったのはコロナのときだけだったので恵まれた50年だった」と感謝を込めていた。

 放送100年の節目となる今年の紅白のテーマは「つなぐ、つながる、大みそか。」。今年の司会は、綾瀬はるか、有吉弘行、今田美桜、鈴木奈穂子アナが務める。綾瀬は2013年、15年、19年に続き6年ぶり4回目、有吉は2023年、24年に続き3年連続3回目、今田は自身初、鈴木アナは2024年に続き2回目の紅白司会となる。
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