映画『国宝』の李相日監督が、東京映画記者会(在京スポーツ紙7社が運営)が選ぶ『第68回ブルーリボン賞』の作品賞を受賞し、17日に都内で行われた授賞式に出席した。

 約6年の構想期間を経て映画化された『国宝』。
李監督は、興行収入が200億円を超えて邦画実写の記録を更新したことに対して「”200”という数字は非常に大きな金字塔」と喜びを口にした。

 同作品の観客層は50~60代が多かったという。徐々に20代や90代などにも見られるようになり、李監督は「幅広い層に支持をいただいた」と感謝の気持ちを語った。

 俳優も幅広い年代が携わっている。李監督は「10代から80代の俳優が勢ぞろい。スタッフも20代前半の若いスタッフから80代のベテランまでいて、俳優たちの献身とスタッフの努力、支持してくださったみなさんに感謝したい」と振り返った。

 ブルーリボン賞は1950年に創設され、青空の下で取材を行うスポーツ紙記者が選考する映画賞。作品の完成度だけでなく、映画に取り組む姿勢や人柄も評価の対象とされるのが特徴で、青いリボンを巻いた賞状が受賞者に贈られる。

 司会は昨年の主演男優賞・山口馬木也(『侍タイムスリッパー』)と主演女優賞・河合優実(『あんのこと』『ナミビアの砂漠』)が務めた。

■『第68回ブルーリボン賞』
【作品賞】 『国宝』
【外国作品賞】 『教皇選挙』
【監督賞】 山田洋次『TOKYOタクシー』
【主演男優賞】妻夫木聡 『宝島』
【主演女優賞】広瀬すず『片思い世界』『遠い山なみの光』『ゆきてかへらぬ』
【助演男優賞】佐藤二朗『爆弾』
【助演女優賞】森田望智『ナイトフラワー』
【新人賞】渋谷龍太『ナイトフラワー』
編集部おすすめ