俳優の山時聡真と菅野美穂がW主演を務める映画『90メートル』が、3月27日より全国公開される。このたび、母の息子に対する想いが凝縮された30秒予告映像と新たな場面写真が解禁された。

 本作は、釜山国際映画祭併設の国際共同製作企画マーケット「Asian Project Market 2024」で企画・脚本が高く評価され、ARRIアワードを受賞した注目作。難病を抱える母と、人生の岐路に立つ高校生の息子の揺るぎない愛を描く感動のヒューマンドラマとなっている。

 解禁された予告映像では、「お母さん、大丈夫だからね。好きなようにしていいからね」という母・美咲(菅野)の言葉が印象的に響く。息子・佑(山時)への深い愛情と、未来を思って背中を押す母の想いが凝縮された内容となっており、主題歌である大森元貴の書き下ろし楽曲「0.2mm」が感動を一層引き立てる仕上がりとなっている。

 本作で高校3年生の藤村佑を演じるのは、『君たちはどう生きるか』で主人公の声優を務め注目を集めた山時。東京の大学へ進学したい夢と、難病を抱える母のそばを離れられない現実との間で揺れる青年を、繊細な演技で体現する。一方、母・美咲役を菅野が熱演。日に日に身体の自由がきかなくなる難病を患いながら、何よりも息子の未来を願う母の強さと優しさを表現している。

 あわせて解禁された場面写真では、母の介護のため小学生の頃から続けてきたバスケットボールを辞める決断をした佑の姿や、24時間介護体制の実現に向けてケアマネジャー・下村(西野七瀬)と密かに相談を重ねる美咲の様子などが収められている。

 懸命な交渉により、24時間介護が実現したことを聞き安堵する美咲の表情とは対照的な眼差しで母を見つめる佑の姿も。母を思う気持ちと、自分の夢の間で葛藤する佑の複雑な心境が浮かび上がる。

 また、介護体制が整ったことで生まれた時間の中、バスケ部のマネージャー・杏花(南琴奈)と受験勉強に向き合う佑の姿や、下村が佑に対して美咲と会話するように諭す場面も。ベッドの脇でうずくまる佑の頭を思うように動かすことのできない手を力いっぱい伸ばして撫でるシーンなど、母子の深い絆を感じさせるカットも公開された。

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