本作は、1970年代後半、日本の音楽シーンに革命を起こした若者たちの姿を描く青春音楽映画。原作は、当時のシーンを間近で体験した地引雄一氏の著書『ストリート・キングダム』。名もなき若者たちの衝動とエネルギーが、日本の音楽史にどのような影響を与えたのかを描き出す。
舞台は1978年。スマートフォンもSNSも存在しない時代、自分たちの音楽を自分たちの手で届けようとする若者たちが現れた。楽曲制作から録音、レコード制作までを自ら行う「D.I.Y.」の精神で、メジャー中心だった音楽業界に風穴を開け、自主レーベルの設立やオールスタンディングのライブ、ロックフェスの開催など、現在の音楽カルチャーの原点となるムーヴメントを築き上げていく。
2人のほか、吉岡里帆、間宮祥太朗、中島セナ、大森南朋、中村獅童、宮藤官九郎(脚本)、田口トモロヲ監督が登壇。仲野太賀は都合により欠席となった。
田口監督にとって10年ぶり最新作となった本作。「10年かけるつもりはなかったんですけど、年取ると10年って早いですね。あっという間でした。
若葉は、田口監督作『アイデン&ティティ』に大きな影響を受けたそうで「やっとこの一味に加えてもらえると思って、その場でやりますと答えました」とオファーを振り返る。役作りに関しては「すごい膨大な量をインプットしたうえで、監督が『若葉君はどう思う?』とか『若葉君ならどうする?』と問いかけ続けてくれたので、この人たちがやってきたことを見て、自分ならどう表現するかという思いでやらせていただきました」と語った。
最後のあいさつでは、若葉が「20数年前、『アイデン&ティティ』という映画に出会って、ただの映画小僧が20年経って、このチームに入れたという夢がかなった瞬間で…」と涙をにじませ、田口監督に対して「映画を作り続けてありがとうございます!」と感謝を伝えた。
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