俳優・歌手の木村拓哉が7日、映画『教場 Reunion/Requiem』の弾丸舞台あいさつツアーを、中江功監督とともに、福岡、大阪、名古屋、東京の4ヶ所で行った。

 警察学校の実態をリアルに描いた長岡弘樹氏による新感覚警察ミステリー小説『教場』シリーズの実写化。
冷酷無比な鬼教官・風間公親(木村)と、生徒たちの手に汗握る対峙を描く。SPドラマ2作、連続ドラマに続き、映画の前編『教場 Reunion』(Netflix配信中)、後編『教場 Requiem』(2月20日公開)で物語の最終章を迎える。

 『教場 Requiem』は、公開から14日で動員119万人、興行収入16.2億円を突破。3月1日に東京で実施された大ヒット御礼舞台あいさつで「もしかしたら全国にいくかも…?」と語っていた木村と中江監督が、有言実行。

 今回は大ヒットへのお礼はもちろん、前後編あわせて5時間を『教場』に費やしてくれた全国のファンに感謝を伝えようと、全国4ヶ所、約880キロを1日で移動。さらに、まさかのノーメイク・自前の衣装でファンと触れ合った。

■東京・TOHOシネマズ日比谷(434席)

 東京では、木村、中江監督のほか、倉悠貴、大友花恋、大原優乃がまず登場。今回の弾丸舞台あいさつツアーに関して木村は「一気見上映ができると聞いて何かできないかなと考えたけどまずは思い付き。テレビだったりSNSだったり、感謝を伝えることはできるけれど、やっぱり直接観てくれた方たちに直接ありがとうと言いたいと思った」と語った。

 さらに、各地の印象を問われると「福岡はまだ前編の上映よりも前だったのでこれから観るって方たちのワクワク感を感じた」(木村)、「大阪はエネルギッシュでにぎやか」(倉)、「福岡は初回だったのもあり、圧倒された」(大友)、「名古屋では教場を観おえたばかりの方たちで、温度感を実感できた」(大原)とコメント。

 ティーチインでは、物語のカギを握る存在“平田”のマル秘エピソードを披露。 「ものすごい感情を表現する力がある人。
風間を演じているときは心拍数が上がらないように意識しているけれど、劇中で“宮ちゃん元気?”というセリフを聞いたときは心拍数が反応してしまった。その場でアイディアを出し合ったりして一緒に作った感じ。彼の表現はまさにハレルヤ」(木村)、「平田のセリフは林遣都がその場でかなり足している。こういうこと言ってもいいですか?と提案してくれたりした部分もたくさんある」(中江監督)と語った。

 そして、全会場を盛り上げてきた木村・大友・中江監督、各地を盛り上げてきた倉・大原に加え、第205期生からさらに参加者が。風間教場の写真係としてすべての生徒と向き合ってきた門田を演じた綱啓永、成績トップを狙う優秀な生徒・星谷を演じた齊藤京子、洞口と木下との三角関係に陥る真鍋を演じた中山翔貴、第205期生のムードメーカーである吉中を演じた丈太郎、真面目でしっかり者の井口を演じた松永有紗がサプライズで登場した。

 木村のノーメイク・自前衣装という「素の自分でファンの方々と交流したい」という想いに賛同した東京から参加した生徒たちが自分たちで話し合い、「風間教官を同じマインドで迎えたい」ということで、全員が『教場 Requiem』Tシャツで登場。綱と齊藤から花束を贈られると、ともに各地を盛り上げてきた倉・大友・大原を巻き込んで笑顔で受け取り、最後は会場のお客さん全員と記念撮影を実施した。

 1日で約850キロを移動しながら各地のファンと触れ合ってきた木村は「『教場』という作品自体はどちらかというと楽しくて明るくてキラキラしてという作品ではないのですが、映画館という特別な空間で前後編を上映してくれることなんてなかなかないことですし、観てくれる人がいないと成立しないことなので、今回急きょ決まった一気見上映でしたけど、5時間以上ある作品を同じ席に座ってスクリーンと対峙してくれるだけでもありがたいし、うれしいし、やったかいがあったなと思いました。直接会って直接ありがとうを言いに行きたいと思っていかせていただけたので、よかったです。日比谷にサプライズで登壇してくれた第205期生も、びっくりしましたがうれしかったです。今回、福岡出身の中村蒼や、大阪出身の倉悠貴が出身地で舞台あいさつしましたが、それぞれ生まれ育った場所に"教場"という作品で胸を張って舞台に立てている誇らしさを感じたりもして、共演者から感じる作品の価値も感じられたしうれしかったです。
今回の舞台あいさつはステージ衣装とかヘアメイクとかはなく、客席の皆さんに面と向かってありがとうをカジュアルに伝えるというのをコンセプトにしていたので、みんなが私服で駆けつけてくれて、パーソナルな部分が見えたりしてよかったなと思いました」と語った。

 中江監督は「4都市回ってみて、地域によって盛り上がり方が違って面白かったです。今回一緒に回ってくれたり舞台挨拶に登壇してくれた第205期生達は、みんなカジュアルでかわいかったですね。違う作品でも彼らを観てみたくなりました。個人的には大原優乃さんとは舞台を降板されて仕事復帰の最初の仕事がこれだったので元気そうでよかったです。作品を愛してくれる方たちには本当にありがとうと伝えたいですね。2作品とも映画館で観てもらえるように作っていたので、音もとてもいいのでぜひ劇場で何度でも観ていただきたいです」と呼びかけた。
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