世界最高峰の映画賞「第98回アカデミー賞」授賞式が現地時間3月15日、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、映画『WEAPONS/ウェポンズ』での演技が評価された、俳優エイミー・マディガンが助演女優賞に輝いた。

 日本では昨年10月に公開された同作は、ある夜、同じ時間に17人の小学生が一斉に自宅から姿を消すという不可解な事件を描く超常ホラー。
マディガンは、クラスで一人だけ事件に巻き込まれなかった少年アレックスの叔母・グラディスを怪演した。ピエロのように崩れたメイクや特徴的なかつら、不気味な存在感が話題を呼び、SNSでも大きな注目を集めた。授賞式のオープニングでは、司会のコナン・オブライエンがグラディスのメイクとかつらを“完コピ”した姿で作品賞ノミネート作品を紹介する映像が流れ、会場を沸かせた。

 現在75歳のマディガンは、今回の受賞により「初ノミネートから初受賞までの最長期間」という新記録を樹立したと現地メディアが報じている。映画『燃えてふたたび』(1985年)で初めてノミネートされてから、実に40年1ヶ月越しのオスカー獲得となった。

 メシカ(MESSIKA)のジュエリーを身にまとい登壇したマディガンは、受賞スピーチで一人娘のリリーとその夫、さらに「すべての犬たち」に感謝を述べたうえで、「何より大切な存在」として夫で俳優のエド・ハリスの名を挙げた。「エドはずっと私のそばにいてくれた。本当に長い時間だった。彼がいなければ、今回のことは何の意味も持たなかった」と夫婦愛溢れるスピーチで、会場の感動を誘った。
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