本作は、荒木飛呂彦の人気漫画を原作とした実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』シリーズを手がけた渡辺一貴監督による初のオリジナル映画。
「すねこすり」は、旅人の足にまとわりついて、「ただ、転ばせる」という不思議な妖怪で、本作ではその伝承をもとに、目に見えない存在への想像力を掻き立てる幻想的なドラマが展開する。
高橋にオファーをした理由について、渡辺監督は「悪意があるわけでもなく、ただ転ばせるだけ、という存在にすごく惹かれて。そこから物語を掘っていったら、どうなのかな、というところで話を考えていった。一生さんがNHKの番組にゲストで出られた時に、僕はテレビを見ていて。番組の最後で『すねこすりが好きです』と言って終わった番組があった。それを覚えていたんですけど、脚本を書いている時は忘れていて。でも、すねこすりって、どこかで聞いたことあるな、ということだけ残ってたんです。脚本が終わった後もスタッフのみんなで話をしている時に『そういえば、あの時、一生さんが言ってたのがすねこすりだ』と一致して。老人を一生さんにやっていただけたら、さらに深みのある話になるじゃないかということで、お声掛けさせていただいた感じ」と明かした。
「すねこすりが好きです」と話したことについて高橋は「はっきりと覚えてます」ときっぱり。すねこすりが好きな理由は「一貴さんと同じだと思います。
その流れで「その番組で紹介させていただいた『怪異妖怪記事資料集成』シリーズ、通称“湯本鈍器”と呼ばれている5キロぐらいある本の湯本(豪一)さんとお越しくださいまして。『お話したい』とおっしゃってくださいまして。これまでの人生で5本の指に入るぐらい緊張しました。あまり緊張しないんですけど。20年も集成にかけて怪異を追っていらっしゃる、いずれ弟子入りしたいと思っている湯本さんにお会いできるとは思っていなかった。すねこすりのお話を湯本さんとできるなんて思ってもみなかった。たぶん今日は眠れなくなる」とマシンガントーク。
舞台あいさつには、蒼戸虹子、黒崎煌代も登壇した。
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