4月12日は「世界宇宙飛行の日」。日本時間きのう11日午前には、国際月探査プロジェクト「アルテミス計画」で、宇宙飛行士を乗せて月の裏側を周回した宇宙船が、太平洋に着水し無事帰還したニュースで沸いた。


 1961年4月12日――人類初の有人宇宙飛行を成功させた「ボストーク1号」が打ち上げられた日を記念し、「世界宇宙飛行の日」と国連が制定。人類で初めて宇宙に行ったユーリイ・ガガーリンが語った「地球は青かった」という言葉は、歴史に残る名言として世界中で知られている。まさに、人類の宇宙進出の原点ともいえる日だ。

 そんな“宇宙”への関心が高まる中、人類が長年にわたり魅了され続けてきた“銀河”がある。「スター・ウォーズ」シリーズだ。『スター・ウォーズ/新たなる希望』を起点に、映画、ドラマ、アニメーションとさまざまな形で展開されてきた“はるか彼方の銀河”の物語は、今もなお広がり続けている。さらに、フィギュアやファッションアイテムをはじめとする多彩なグッズ展開によって、シリーズは人々の日常にも深く浸透してきた。※以下、一部作品のネタバレを含みます。

■『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』

 1977年に公開された、全世界を興奮と歓喜の渦に巻き込む空前のエンターテインメント「スター・ウォーズ」の1作目。本作の主人公は後に伝説のジェダイとなる青年ルーク・スカイウォーカー。ドロイドR2-D2やC-3PO、“ならず者”で密輸業者のハン・ソロとその相棒チューバッカ、そして師となるジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービと出会ったルークは、ジェダイの象徴“ライトセーバー”を携えて、シスの暗黒卿ダース・ベイダーに囚われたレイアを救うため、仲間とともに銀河の運命を巡る冒険を繰り広げる。

 劇場の大スクリーンに映し出された映画の概念を覆すような革新的な映像に、ダイナミックに動く宇宙船、銀河で生きる個性豊かで全く新しいキャラクターたちなどに誰もが夢中になり、瞬く間に世界中で社会現象を巻き起こした。


■『マンダロリアン』シリーズ(シーズン1~3)

 「スター・ウォーズ」初のオリジナルドラマシリーズとして誕生した本シリーズは、デイヴ・フィローニをはじめとする制作陣が、「ジョージ・ルーカスがもし今、続編を作るとしたら」という発想のもと丁寧に作り上げた傑作シリーズ。

 主人公は、戦士集団マンダロリアンとして掟(おきて)に従い、名前を捨て素顔を決して他人に見せず、自らの道を生き抜く孤高の賞金稼ぎの“マンダロリアン”と、食いしん坊な子ども“グローグー”。ダース・ベイダーの死から5年、いまだ帝国軍の残党が暗躍する混乱した時代を舞台に、2人が危険な冒険を繰り広げながら親子のような絆で結ばれていく物語を描く。

 グローグーの愛くるしい仕草や表情、そして少しずつ成長する姿が「可愛すぎる」と新たな人気者が誕生。若き日の“伝説のジェダイ”ルークをはじめ、最強の賞金稼ぎボバ・フェット、アニメーションシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』で活躍したアナキン・スカイウォーカーの唯一のパダワンのアソーカ・タノらレジェンドキャラクターの登場も話題に。映画やアニメとクロスオーバーすることで、シリーズの魅力をさらに押し広げた。

■『スター・ウォーズ:モール/シャドウ・ロード』

 4月6日に1、2話の配信が始まったばかりの最新アニメーション作品。主人公は、『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』(1999年)に初登場したダース・モール。『ファントム・メナス』では、手練れのジェダイ2人を相手に死闘を繰り広げる圧倒的な戦闘能力とクールなビジュアルで世界中に衝撃を与えた。

 新作の舞台は『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』(2008年-2020年)の直後、ジェダイ・オーダーが崩壊し銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。師であったシス卿のダース・シディアスに見捨てられ帝国への憎悪と怒りに燃えるモールは、帝国の影響が及ばず犯罪組織とギャングが蔓延る惑星ジャニックスで自らの悪の組織を築こうと画策する。そんな中、銀河の現状に絶望した若きパダワンのデヴォンに出会い、己の復讐を果たすために“弟子”として引き込もうとする。


 モールの代名詞ともいえるダブルブレードのライトセーバーを駆使したアクションは迫力満点で、SNSでも「過去最高レベル」との声が上がるなど高い評価を得ている。

■「スター・ウォーズ」の物語は広がり続ける

 約1ヶ月後の5月22日には、孤高の賞金稼ぎマンダロリアンと強大なフォースを秘めたグローグーの新たな冒険を描く新作映画『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』の公開も控えている。宇宙への関心が高まる今だからこそ、はるか彼方の銀河で紡がれる壮大な物語に触れてみてはいかがだろうか。「スター・ウォーズ」シリーズ作品は、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて配信中。
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