防衛省の公式サイトが28日更新され、小泉進次郎防衛相の同日の閣議後会見の質疑応答の内容を公開した。小泉氏は放送中のドラマ『VIVANT』について言及した。


 サイトによると、記者から「『別班』ないし、これに準じる組織は自衛隊内に存在するのでしょうか」という質問が出た。小泉氏は「今、御指摘の陸上自衛隊の『別班』といったような組織は、これまで存在しておらず、また現在も存在していません」と答えた。その上で「ドラマは好きですけどね」とも述べた。

 「別班」の存在を巡っては、「自衛隊の闇組織 秘密情報部隊『別班』の正体」(石井暁著、講談社現代新書)が2023年のドラマ放送当時、オリコン新書ランキングで4週連続1位を獲得している。同書は、「別班(べっぱん)」をテーマとするTBS日曜劇場『VIVANT』の参考文献になった。

■質疑応答全文

――TBSでは、現在放送中のドラマ『VIVANT』に関連して伺います。作品内では陸上自衛隊の秘密情報部隊「別班」と呼ばれる組織を中心にストーリーが描かれています。政府は過去には、こういった別班と呼ばれる組織を存在しないとしている一方でですね、石破前総理などは、あるとも言えないとした上で、そういう組織はあるべきと必要性についても言及しています。改めてですけれども、こうした「別班」ないし、これに準じる組織は自衛隊内に存在するのでしょうか。先ほどもちょっと質問でもありましたけれども、その上で、諜報や情報を専門とする部隊の必要性もあわせて大臣はどのようにお考えになられているか教えてください。

御指摘の諜報・情報を専門とする部隊などの人的情報収集能力の強化は、防衛省を含む政府全体の課題であると認識しています。防衛省としては、引き続き関係省庁と連携しつつ、人的情報を含む情報機能の強化に取り組んでまいります。
その上で、今、御指摘の陸上自衛隊の「別班」といったような組織は、これまで存在しておらず、また現在も存在していません。ドラマは好きですけどね。
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