テレビ東京で27日午後11時6分から、『カンブリア宮殿』が放送された。今回は放送1000回を記念し、三谷幸喜氏(65)をゲストに迎えた。
三谷氏は昨年、四半世紀ぶりに手掛けた民放ドラマが「低視聴率」だったことに言及した。

 番組では、数々のヒット作を生み出してきた三谷氏に密着。金原ひとみ氏がスタジオで「1990年代までは家族みんなが同じテレビ番組を見ていた。今みんながこれを見ているという番組がなくなってしまったと思うが、この時代から脚本を手掛けてきた三谷さんは今のこの状況をどう捉えているか」と質問した。

 三谷氏は「昨年26年ぶりぐらいに民放の連続ドラマを本当に久々にやらせていただいたんですけど、ものすごい低視聴率だったんです」と話し始めた。続けて「いろいろ課題点はあると思うんですが、“もうちょっと見てくれても良かったんじゃないか”という思いはある」と語った。

 「情報量が多すぎる」「登場人物が多すぎる」という意見をたくさんもらったとし、「それは反省材料ではあるんですが、僕が思っていたのと、みんなが思う『情報量の多さ』は違うんだというのはすごい思った」と振り返った。「僕は平気だと思っていてもそれを平気だと思わない方々がテレビを見ていらっしゃるのかな」と分析した。

 さらに「求められているものを僕は創るべきなのかと思うと、それを自分が良しと思っていればいいんだけど、自分が面白いと思っていないものをあえて創るつもりはない。でも同時にみんな(視聴者)にも楽しんでほしいという思いがある。両方が手を握り合うことが一番いい」と語った。

 続けて「これが誰も見なくていい、僕が面白いと思ったものを創るんだと割り切れればいいんだけど、割り切れるのかな、という不安はある」と話した。
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