噛みつくおもちゃを「車力の巨人」に魔改造 完成度高すぎて子ど...の画像はこちら >>


 「アタリの歯を押すと、口が閉じて手が挟まれてしまうおもちゃ」の、通称・パクパクゲームを魔改造したのは「ハンドメイドかぞく」さん。その作品が、ツイッターで大きな注目を集めています。


 元々は恐竜の形をしていましたが、ハンドメイドかぞくさんの手にかかると、漫画「進撃の巨人」に登場する「車力の巨人」に大変身。面長の顔で不敵な笑みを浮かべる巨人の姿が完全再現されています……!


 ハンドメイドかぞくさんは、家族ぐるみでコスプレやイラスト制作、DIYなどの創作活動を行っており、SNS等を通じて作品を公開しています。今回の「車力の巨人」は、投稿者さんの妻(以下、お母さん)が制作したものなのだそう。


 加えて、家族全員が「進撃の巨人」の大ファン。キャラクターのコスプレや、ふすま絵(現在も制作中)など、ファンアート作品を多数制作しています。


噛みつくおもちゃを「車力の巨人」に魔改造 完成度高すぎて子ども怖がる事態に


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 そんな家族がこの大きな口を開けるおもちゃを見たら、巨人にリメイクしてしまうのは、ある意味当然なのかもしれません。企画段階では「顎(あぎと)の巨人(ポルコorユミル)」にする案もあったそうですが、娘さんの一言で、「車力の巨人」をモデルにすることが決定しました。


 本体の外装には100円ショップで購入した粘土を混ぜ合わせるなどして使用。その上に、絵筆を用いて表情や陰影を付けていき、最後に髪の毛を盛って完成となります。


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 制作中、工夫した点などについてうかがうと「おもちゃに合わせてある程度サイズデフォルメをする必要があったので、かわいさと気持ち悪さを共存させられるポイントを探しながら作りました」とのこと。中でもプリッとした「お尻」の部分は、特にこだわったポイントだそうです。


噛みつくおもちゃを「車力の巨人」に魔改造 完成度高すぎて子ども怖がる事態に


 ちなみに、元のおもちゃとしての機能はそのまま残されています。完成後は家族みんなで遊んでみたそうですが……子どもたちはちょっと怖がってしまったとのこと。高すぎる完成度が、どうやら逆効果になってしまったようですね。


噛みつくおもちゃを「車力の巨人」に魔改造 完成度高すぎて子ども怖がる事態に


 なお作品の制作中の様子はハンドメイドかぞくさんのYouTubeチャンネル「ハンドメイドかぞく」にて公開中。このほかの作品についても、動画が多数アップされていますよ。


<記事化協力>
ハンドメイドかぞくさん(@handmade_kazoku)


(山口弘剛)