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 大阪・関西万博に出展中の北欧パビリオンが6月15日、「ミッドサマー(夏至祭)」を体験できる特別イベントを開催すると発表しました。


 現地の伝統行事を体験できるイベントの開催に喜びの声が上がる一方、中にはアリ・アスター監督のホラー映画「ミッドサマー」を真っ先に思い浮かべてしまう人たちも……。



 北欧諸国にとって夏至祭は、夏の始まりを告げる伝統的なお祭り。毎年6月下旬の夏至近くに行われ、クリスマスと同様、あるいはそれ以上に大事なものとされている大切な行事です。


万博で「ミッドサマー」体験ができる!北欧パビリオンの告知にざわめきも?
万博で「ミッドサマー」体験ができる!北欧パビリオンの告知にざわめきも?


 そんな夏至祭を、大阪・関西万博の北欧パビリオンが6月20日に特別イベントとして開催します。予約は不要で、参加も無料(大阪・関西万博の入場料は必要)。当日は伝統音楽の生演奏やダンスの披露があるほか、北欧らしい味わいが詰まったスペシャルフードも数量限定で登場します。


 日本にいながらにして現地の伝統的なイベントを楽しめる。これぞ万博の醍醐味ではありますが……中には「ミッドサマー」というワードに、同名のホラー映画を思い浮かべ、ざわつく人たちも。


 映画の方の「ミッドサマー」はアリ・アスター監督が手掛けたサイコロジカルホラー。2020年に日本で公開されると、SNSを中心に大きな話題を呼びました。


 同映画はタイトルの通り、夏至祭がテーマ。スウェーデンの小さな村で行われる夏至祭に参加した学生たちが、恐ろしい儀式に巻き込まれていく……という物語です。


 作中では、明るく色鮮やかな映像からは想像もできない狂気と恐怖が描かれ、多くの人にトラウマを植え付けました。


 そのためか北欧パビリオンの告知投稿には「大丈夫なやつ……?」「怖い怖い」「生きて帰れるのか……」などと不安がる声も続出しています。


 しかしもちろん今回開催されるのは映画とはまったく関係のない、北欧の伝統行事・楽しいお祭りとしての「ミッドサマー」。もちろんホラー要素もありません。


 本当の「ミッドサマー」体験が、映画のトラウマを払拭するよい機会になるかも?


 なお、6月20日のパフォーマンスのタイムテーブル(伝統音楽の生演奏&ダンス)は、昼が11:30~12:00、13:30~14:00、15:00~15:30。そしてDJセットが16:00~21:00にかけて予定されています。


<参考・引用>
北欧パビリオンイベント情報「Midsummer Festival」
北欧パビリオン公式X(@nordicexpo2025)


(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061703.html
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