将棋倶楽部24、2025年末でサービス終了 27年の歴史に幕...の画像はこちら >>


 オンライン将棋対局サービス「将棋倶楽部24」が、2025年12月31日をもって終了することが発表された。運営する席主の久米宏氏が10月1日付で公式サイトに告知した。



 「将棋倶楽部24」は1998年末に開設され、インターネット上で全国の愛好者が集まり、将棋の対局を楽しめる場として親しまれてきた。当時はネット将棋の草分け的存在であり、多くのプロ棋士やアマチュア強豪も利用していたことで知られる。


 久米氏は告知の中で「そろそろ引退を考えていましたが、後を託す人材が育っておらずこのまま将棋倶楽部24を来年以降も継続していくことが難しくなりました」と理由を説明。


 「お楽しみいただいておりました、皆様には申し訳ございませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます」と理解を求めた。


 また、スマートフォン向けの「スマホ24対局アプリ」で、2026年も有効なプレミアム会員権を保有する利用者に対しては、12月ごろに返金方法を告知するとしている。


 サービス開始から27年。多くの将棋ファンに親しまれてきた「将棋倶楽部24」は、長年ネット将棋の中心的な存在として時代を築いてきたが、その歴史は今年末で幕を下ろすことになる。


<参考・引用>
将棋倶楽部24公式サイト「将棋倶楽部24年内終了について」

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By おたくま編集部 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025100104.html
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