人気のスマホ決済サービス「楽天ペイ」が、2022年9月以降、セキュリティ強化のため現状の「SMS認証」から「電話発信認証」に変更することになりました。これにより、データ専用SIMで運用しているスマホでは楽天ペイが使用できなくなります。

何を隠そう筆者のスマホはデータ専用SIMなので、まさに直撃! この先、どのようにすれば楽天ペイを利用できるのか解説したいと思います。

楽天ペイの認証が電話発信認証に変更される!

スマホのQRコードで簡単に買い物ができるスマホ決済サービス。なかでも人気が高いのが「楽天ペイ」です。

楽天ペイは、楽天カード(クレカ)でチャージして残高払いをすると最大1.5%還元、さらに楽天カードを提示するとポイントの3重取りができ、最大2.5%もポイントがもらえるのが特徴です。

楽天経済圏にどっぷり浸かっている人なら必須のスマホ決済サービスでしょう。詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃...の画像はこちら >>
 OTONA LIFE | オトナライフ
楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃!22年9月以降
楽天ペイでポイントを3重取りする方法! 還元率を最大2.5%にする鍵は「チャージと...https://otona-life.com/2021/04/23/62643/オススメしたいキャッシュレス決済で2年連続No.1になるなど、〇〇Payのなかでは人気バツグンの「楽天ペイ」。普通に使っているだけだとポイント還元率は1%しかないのはご存じだろう。だが、楽天ペイではやり方しだいで同じ買い物をしても、ポイントを3重取りするこ...

●楽天ペイ→こちら

そんな楽天ペイですが2022年9月より、セキュリティを強化するため「SMS認証」から「電話発信認証」に変更されることになりました。

ほとんどの人は音声通話可能なSIMカードを利用しているので、何の影響も受けませんが、なかには筆者のように通話はガラケー、ネット用のスマホはデータ専用SIMで運用している人もいるはずです。

もちろん、データ専用といってもSMS対応でなければ、これまでのSMS認証もクリアできないわけですが、それが電話発信認証となったため、9月から筆者は楽天ペイを利用できなくなってしまうのです。

楽天ペイのために、わざわざ割高な音声対応SIMカードにするわけにもいきませんし……。いったいどうすればいいのでしょうか?

●楽天ペイ「電話番号の認証方法変更について」→こちら

楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃!22年9月以降
楽天ペイ「電話番号の認証方法変更について」

スマホで利用できるSIMには、電話ができる音声通話SIM、データ専用SIM(SMSあり)、データ専用SIM(SMSなし)の3種類あるが、筆者はデータ専用(SMSあり)なので、9月から楽天ペイが使えないことに……(画像は楽天ペイより転載)

基本料0円の「povo2.0」で対応できるかも!

2022年9月より、楽天ペイの認証方法が SMS認証から電話発信認証に変更されるため、筆者は楽天ペイが利用できなくなってしまいます。

でも、心配いりません。

実は筆者のスマホはデュアルSIM運用しており、データ専用SIM(SMSあり)のほかに、基本料0円の「povo2.0」も利用しているのです。デュアルSIMについては、こちらの記事で詳しく解説しているので確認してください。

楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃...の画像はこちら >>
 OTONA LIFE | オトナライフ
楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃!22年9月以降
ドコモの通信障害でも「デュアルSIM」運用で心配なし! キホンから導入する方法ま...https://otona-life.com/2021/10/18/87501/2021年10月14日~15日にかけて発生したNTTドコモの大規模通信障害では、ネットや通話が完全につながらなくなって困った人が200万人もいたそうだ。だが、その一方でスマホを「デュアルSIM」運用していた人は難を逃れたという。デュアルSIMとは、ひとつのスマホで2枚の...

povo2.0とは、auが提供する格安スマホプランのこと。音声通話対応SIMで月額利用料は0円で、半年に1回何らしかのトッピングを利用すれば電話番号を維持できます。もっとも安いトッピングは220円なので、年間440円で維持することも可能となっているのです。

つまり、楽天ペイの認証はpovo2.0で行っておき、通常はデータ専用SIMを利用すればOKというわけです。もちろん、実際に電話発信認証をしてみないと確定的なことは言えませんが、おそらく大丈夫でしょう。

●au「povo2.0」→こちら

楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃!22年9月以降
povo2.0

povo2.0はauが提供する基本料0円の格安スマホプラン。年間440円で音声通話対応SIMカードを維持することができる(画像はpovo2.0公式サイトより転載)

まとめ

もし、筆者と同じようにデータ専用SIMで楽天ペイが使えなくなるという人は、この際、povo2.0を導入してデュアルSIM運用してみてはいかがでしょうか? 万一、ドコモ回線がつながらないときでもau回線が利用できるので安心ですよ。

なお、povo2.0は物理SIMカードを使わない「eSIM」にも対応していますので、最近のeSIM対応スマホなら簡単にデュアルSIM運用することが可能です。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃...の画像はこちら >>
 OTONA LIFE | オトナライフ  7 users
楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃!22年9月以降
楽天モバイルから「povo2.0」へ実際に筆者が乗り換えてみた! 手順を写真付きで詳...https://otona-life.com/2022/05/18/119494/楽天モバイルは月1GB以下なら0円の「Rakuten UN-LIMIT VI」を6月末で終了。7月からは新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」に移行し、最低でも月額1,078円の利用料がかかることになった。これまで楽天モバイルを0円運用していたユーザーの多くは、基本料0円のpovo2.0への...
楽天ペイが「データ専用SIM」で利用不可に、まさかの筆者直撃!22年9月以降
デュアルSIM運用

こちらが筆者のスマホ。LIBMOがドコモ回線のデータ専用SIM(020の番号)、povoがau回線の音声通話対応SIM(070の番号)でデュアルSIM運用している。ちなみに、povo2.0はeSIMである

By OTONA LIFE
編集部おすすめ