競輪の日本名輪会カップ、オッズパーク杯(G3)は5月20日から3日間、佐賀県の武雄競輪場でミッドナイト開催される。地元佐賀のエース格、山田庸平選手が主役を務める。

 鋭いダッシュを持ち味に、出場予定選手で直近4カ月の競走得点が1位、勝率も5割とハイレベルの数字を残している。最近の3大会は、3月のウィナーズカップで3勝を挙げ、佐賀記念は4連勝の完全優勝、日本選手権は決勝進出こそならなかったものの、2勝して実力を示した。地元地区の井上昌己選手(長崎)北津留翼選手(福岡)阿部将大選手(大分)らとのラインは強力だ。

 対抗は今年の2連対率が5割を超える安定した成績の鈴木竜士選手(東京)。ミッドナイトでは2月の小松島(G3)で優勝している。関東には若手の篠田幸希選手(群馬)木村皆斗選手(茨城)ら機動タイプがいて期待が高まる。小松崎大地選手(福島)、昨年末のヤンググランプリの覇者、纐纈洸翔選手(愛知)らも上位をうかがう。

※16日現在の出場予定選手に基づく記事です

編集部おすすめ