しょう油やみりんの生産量が全国一を誇る千葉県。ほかにも、日本酒やチーズ・ヨーグルトなどを生産する酪農など、発酵に関連する文化や産業が各地域で発展している。
長い歴史を持つ発酵文化が各所に息づく千葉県。発酵の技術はバイオテクノロジーを支える一分野でもあり、さまざまな産業分野の発展につながることが期待されている。同県は8月にも、大阪・関西万博で「発酵」をテーマにしたブースを出展し、世界各国からの来場者に千葉の発酵の魅力を発信していく。
今回の公募では、熟成させることで多彩な魅力を生み出す「発酵」と千葉県のイメージを、個性的なデザインで表現したロゴマークの応募を呼び掛けている。
ロゴデザインと、そのロゴマークに込めたコンセプト(200字程度)を添えて応募する。審査基準は、①「千葉県」×「発酵」の魅力を効果的に伝えているか ②国内外へ普及可能な普遍性・親しみやすさがあるか ③多様な媒体・使い方で展開可能な汎用性があるか ④独自性・創造性に優れて、印象的な作品か。
作成したロゴマークは、県の広報物(チラシ・ポスター・のぼり旗・シール等)や発酵関連事業者の商品包装などに使用することを想定している。審査結果の発表時期は10月ごろ。