真っ青な海と同じくらい夏らしい景色の一つがひまわり畑。8月2日(土)に開園する岐阜県高山市ひだ舟山リゾートアルコピアの「アルコピアひまわり園」(高山市)では、ゲレンデ一面を彩る20万本のイエローフラッグを楽しめる。
ひまわり園がある久々野(くぐの)地域は、高山市の南側、分水嶺の太平洋側に位置し、位山・船山の麓に広がる飛騨川、無数河川、八尺川の3つの河川沿いに集落が点在している地域。堂之上遺跡、小屋名しょうけ、有道しゃくしなどの歴史遺産が継承されており、寒暖差のある気候からりんごや桃などの果樹栽培が盛んで、春先に樹園地に花が一斉に咲きそろう様から、別名「ひだ桃源郷」とも呼ばれる豊かな自然に恵まれた地域だ。
園では、成長すると大人の背丈ほどになるハイブリッドサンフラワーが1ヘクタールに20万本咲き誇る。設置された展望台からはひまわりを見下ろすこともできる。8月17日(日)までの開園期間中は子どもが水遊びできるプールやトランポリン・スタックラインなどの遊具が設置されるほか、マルシェやキッチンカーの出店、久々野地域の特産品の販売もある。高齢者や足の不自由な人が使えるゴルフカートも準備されているから、カートで園内を一周することもできる。入場料は大人(中学生以上)500円、小人(小学生)300円、未就学児無料。
ひまわりと撮影した写真のフォトコンテストも開催。インスタの投稿でも応募できる。詳しくはひだ桃源郷くぐの観光協会のホームページから。