東京臨海広域防災公園は8月2日(土)・3日(日)、熱気球体験搭乗イベント「空を見上げてIN 東京」を開催する。同イベントは、東日本大震災で大きな被害を受けた子どもたちを元気づけようと、2011年8月に岩手県大船渡市からスタート。

これまでに日本各地で延べ38回開催されている。震災の風化防止を目的に、東京では2013年にスタートし、今年で11回目を迎える。

 「熱気球体験搭乗」では、ロープで係留した熱気球が15~20メートルの高さまで浮かび上がる。乗り降り含めて約5分程度。本物の熱気球の迫力、空中に浮かぶ不思議な感覚を味わえる。時間は6時30分~9時。定員は各日約400人。事前予約制。参加費は、大人(中学生以上)2500円、子ども(小学生)1000円、未就学児500円。参加費の一部は東日本大震災の復興活動を行っている団体に寄付される。当日の天候(雨・風など)により、搭乗を中断・中止する場合がある。

 「熱気球教室」では、実機を使って熱気球の歴史・構造・原理などを学べる(搭乗は不可)。

10時~10時30分。定員なし、申し込み不要。参加費無料。小・中学生対象の「ハンググライダーVR体験」では、実際のリアルなフライト映像をVRゴーグルで体験できる。7時30分~9時30分。定員30人、当日先着順。参加費無料。「小型機・パラモーター展示」コーナーでは、操縦席に座ってパイロット気分の体験、記念撮影ができる。7時30分~9時30分。参加費無料。

 いずれも朝の開催。日が高くなり暑くなりすぎる前に、イベントを楽しもう。

 東京臨海広域防災公園は、首都圏で大規模な地震災害等が発生したとき、国や地方自治体等の緊急災害現地対策本郡が設置され、公園全体が広域的な指令機能を持つ場所となる。また、草地広場などでは防災訓練やさまざまなイベントが実施されている。開園時間は6時~20時。休園日は年末年始(臨時休園あり)。敷地内には、防災体験学習施設「そなエリア東京」もある。いずれも入場無料。

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