地震、水害、山林火災など災害が多発するこの国で、防災は人間だけでなく、一緒に暮らすペットたちにも大切なこと。『写真でわかる 鳥の防災事典』(平井潤子、曽我玲子、武田毅、小野関幸子監修、誠文堂新光社、税込み2420円)が8月12日(火)に発売される。

愛鳥を守り、ともに生き延びるための実践的な対策を紹介している。

 避難所があってもペットを受け入れていなかったり、支援物資が届いても、ペット用は後回しになりがちだったり。ケージの出入りや、人の手に乗るような訓練、「オイデ」に応えられるようにしておくことも、いざという時に迷子にさせない対策の一つだ。これから起こりうる災害の知識から備えるべきアイテム、災害時に愛鳥にケガをさせないための環境設定、日常的な健康チェックと有事の対応方法、安全にすばやく避難行動に移すためのコミュニケーションとトレーニングなど、日ごろの暮らしを見直しながら、具体的に何を備えるべきか、災害時にどう対処するべきかが分かる。

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