蛍光灯の製造・輸出入が2027年末をもって禁止されることが決まっている。知っている人は多いが、実家はどうだろうか? パナソニックの調査では、半数の人が実家の照明器具を「LED化していない」「わからない」と回答している。
調査は、実家から離れて暮らす20~50代の800人を対象に7月9~10日に実施。実家の部屋についている照明器具はLED照明に交換済みかどうかを聞いたところ、「まだほとんど変えていない(ほぼ蛍光灯器具がついている)」、「まったく交換していない(すべて蛍光灯器具がついている)」、「わからない」を合わせて50.7%。ついている蛍光灯の照明器具をどのくらいの期間使用しているかを聞いたところ、10年以上使用している人は54.7%と、半数以上が適正交換時期(10年)を超えて使っていることが分かった。30年以上という人も15.4%いた。長期間使い続けた古い照明器具は、発煙・発火の危険があるから、早めの交換を、とパナソニック。
次に、LEDに交換している人に、LED照明器具をどのくらいの期間使用しているかを聞いたところ、5~9年が38.2%と最も多く、10年以上使用している人も17.2%。多くの家電製品同様に適正交換時期は10年といわれていて、LEDに交換していても、10年を越えたあたりから故障率も上がり、寿命末期には初期の明るさの70%程度まで明るさが低下するのだそうだ。いずれにせよ、帰省の機会にチェックしておこう。
※引用元「パナソニック調べ」