鳥取県米子市出身の格闘家、武尊選手と、妻でタレントの川口葵さんを「鳥取県『ベストペア(=梨)』」に任命するイベントが9月8日、東京・新橋のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で開かれた。夫妻は7月29日に結婚を発表したばかり。
「一対」も「梨」も英語では「ペア」と発音するのにちなみ、夫妻を「ペアの中のペア」(平井知事)と認定したという。とっとりふるさと大使も務める武尊選手は「鳥取の梨はみずみずしくて大好き。昨夜も『新甘泉(しんかんせん)』という品種を食べました」。川口さんは「梨は愛情を込めて丁寧にむいています。(梨のように)甘い新婚生活になるよう頑張ります」と笑顔で答えた。
出荷が最盛期を迎えた鳥取産二十世紀梨は、今年は過去20年で最も甘いできばえという。平井知事は「おいしいもの取っとります(取ってあります)」「幸せ間違いなし(梨)」「パフェと言ってもパーフェクト」と得意のダジャレを連発しながら、県産品をアピールした。
鳥取県は9月4日から26日まで、とっとり・おかやま新橋館で「梨フェア」を開催。「蛇口から梨ジュース」(500円、9日から23日まで)や、梨ゼリーなど梨関連商品の販売、梨の試食会(13日、20日)のほか、2階のレストランでは、新鮮なカット梨や蜂蜜漬けの梨などを楽しめるパフェ(1740円)、カスタードと生クリームのタルトに焼き梨を乗せたタルト(850円)などが味わえる(価格はいずれも税込み)。