複数の視点から日本で生まれた多様な美術表現に光をあてる、国立新美術館と香港 M+による初の協働企画「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989–2010」(文化庁)が開催されている。
1989年から2010年までの21年間は、昭和から平成への移行、冷戦終結、グローバル化の進展など、社会が大きく変動した時代。
アジアの現代視覚文化のグローバルミュージアム、香港M+は、現代美術への関心と情熱を共有し、昨年3月に国立新美術館とパートナー提携を結んでいる。この企画は数年にわたる両館の対話と協力の成果。開かれた、多孔的で国際的な気質を最重要視した展示を楽しめる。
会期は12月8日(月)まで。休館日は毎週火曜日。ただし9月23日(火・祝)は開館、9月24日(水)は休館。開館時間は10時~18時。毎週金・土曜日は20時まで。観覧料は一般2000円、大学生1000円、高校生500円。