第74回福岡国際マラソンが12月6日(日)に行われた。気候コンディションも良い中レースは前半から大会記録を上回るハイペースでレースが進む。
吉田祐也、設楽啓太、藤本拓ら10人の実力者が先頭集団を形成しレースが展開。中盤を過ぎてから徐々にサバイバルレースの様相を呈しひとり、またひとりと先頭からの脱落者が出てくる。

30kmをすぎると吉田と藤本の一騎打ちに、35kmからは吉田の独走となった。吉田は初マラソン日本歴代2位の勢いそのままにゴールに向かい、二度目のマラソンにして2時間7分5秒の日本歴代9位の好タイムでマラソン初優勝を果たした。

2位には序盤転倒した大塚祥平が2:07:38の自己ベストで入った。3位寺田夏生、5位 作田直也、6位 竹ノ内佳樹らが自己ベストかつサブ10を達成。
日本の長距離界の底上げが見られた素晴らしい大会となった。

大会結果
1 吉田祐也 2:07:05
2 大塚祥平 2:07:38
3 寺田夏生 2:08:03
4 ギザエ 2:08:17
5 作田直也 2:08:21
6 竹ノ内佳樹 2:09:31
7 クイラ 2:09:57
8 吉岡幸輝 2:10:13

以降のリザルトは「試合詳細を見る」で確認いただけます。