今年も紫外線の季節が到来。「まだ4月でしょ?」と侮るなかれ、気象庁によると、昨年2023年4月の東京の紫外線量は9月と同等でした。


まだまだ残暑が厳しい9月と同じ紫外線量だなんて……1日でも早く紫外線対策を始めなければ!!!!!

ユースキン製薬では、日焼け止めを塗るときに気を付けたいポイントを提案しています。敏感肌さんが気をつけたいポイントも公開しているので、あわせてチェックしていきましょ!

【ユースキン製薬伝授!日焼け止めの塗り方のポイント】
ユースキン製薬によると、日焼け止めをより効果的に使用して、紫外線による肌トラブルを防ぐためには、3つのポイントがあるといいます。

■ポイントその1:日焼け止めを塗る前&落とした後には保湿をする
乾燥した肌に日焼け止めを塗ると、「皮脂崩れ」「日焼け止めが均一につきにくい」といったトラブルが起こり、ムラになりやすく落ちてしまうことも! なので塗る前に肌を保湿しておくことが大切です。

また、日焼け後の肌はより乾燥しやすいため、いつも以上に入念な保湿ケアが必要です。肌にダメージを与えないよう、洗浄料はしっかり泡立てて、やさしく手で洗い、丁寧に保湿をしましょう。

■ポイントその2:正しい塗り方を意識する
顔とボディ、おんなじように塗ってませんか? この機会に塗り方のポイントを見てみましょう!

①顔
大きめのパール大くらいの日焼け止めを手に取り、額・鼻・両頬・あごの5カ所に分けて、点々と日焼け止めを置いていきます。
指の腹を使いながら、5カ所の日焼け止めを、顔の内側から外側に向けて全体に塗り広げていきます。

②腕や足
腕や足には「直線状」に塗ること。直接容器から塗りたい部分に日焼け止めを置いていき、手のひら全体で大きな円を描くように塗り広げていきます。必要以上に力を入れず、肌に負担を与えないようにやさしく塗りましょう。

■ポイントその3:こまめに塗り直す
汗をかいてタオルで拭くと日焼け止めがとれてしまう場合もあります。日焼け止めの効果を十分に保つために、2~3時間おきに塗り直すのが◎。


敏感肌の多くは肌が乾燥している場合が多いので、特に気をつけること! 塗りのばしやすいローションタイプの保湿剤などで常に保湿をし、乾燥が気になる部分だけクリームなどを足してください。

「生活習慣の改善」「ストレスをため込まない」「皮膚を清潔に保ち泡で優しく洗う」「日焼け後には特に肌に負担をかけない(※低刺激のスキンケア用品を選ぶ、ハンドプレスでケアする、など)」といったことも心がけるようにしましょう。

【「SPF」、「PA」ってなんなの?】
ところで……日焼け止めには「SPF」や「PA」が記載されていますが、それぞれにどんな意味があるかご存じでしょうか?

SPF:シミやそばかすの原因となるUV-B(紫外線B波)をカットする効果の高さを示す数値
PA:しわやたるみの原因となるUV-A(紫外線A波)をカットする効果を表した指標

シミもそばかすも、しわもたるみも、ぜんぶまとめておさらばした~い! シーン別の「SPF」および「PA」の選び方はこちらです。

買い物や散歩などのちょっとした外出
→SPFは10~20、PAは+~++

短時間の軽いスポーツやレジャー
→SPFは20~40、PAは++~+++

炎天下のレジャーや長時間の外出
→SPFは30~50+、PAは+++~++++

また、日焼け止めには、肌に有害な紫外線を吸収して熱などのエネルギーに変換してブロックする「紫外線吸収剤(ケミカル)」と、紫外線を反射させ散乱させてブロックする「紫外線散乱剤(ノンケミカル)」があります。

敏感肌の人は、刺激になりにくい「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤不使用」の製品を選ぶと良いそう。石けんで簡単に落とせる商品が多いので、クレンジングによる肌への負担も減らすことができますよ~!

無香料・無着色など低刺激な日焼け止めを選ぶことも大切です。
自分に合った日焼け止めを選んで、上手に紫外線対策しましょ♪

参照元:ユースキン製薬気象庁、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch

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