台湾で1000円出すと、どんなランチやディナーが楽しめる?
台湾の名物グルメとして知られている牛肉麺は、麺料理の中でもお高め価格。でも台北にある牛肉麺激戦区に行けば、驚くほどリーズナブルに食事ができちゃうんですよ~!
今回は、口コミが1万9000件以上・星評価4.2と驚異的な数字を誇る「富宏牛肉麵(フーホンニウロウメン)」に行ってきましたっ。
【台北の牛肉麺激戦区へ】
台北MRT北門駅と西門駅から徒歩圏内の場所に、牛肉麺の激戦区として知られるエリアがあります。
観光地感はほとんどなく、地元民の普段の生活を垣間見ているかのような雰囲気。道を歩いていると、牛肉麺の看板を掲げたお店をいくつも目にします。
中でも賑わっているのが、今回訪れた「富宏牛肉麵」。なんと24時間営業で、早朝や深夜に行っても牛肉麺が楽しめるんですよ。
【驚くほどリーズナブル!】
店内にはテーブル席に丸椅子がたくさん並んでいて、人でいっぱいのため相席必須。ローカル感が強すぎてドキドキしちゃいますが、勇気を出して空いている席へ。
現地の皆さんは席に着くとほぼ同時に口頭でどんどん注文していきます。そんな中、私が日本人だとわかると店員さんがそっと日本語メニューを差し出してくれました。忙しいだろうに、親切……!
メニューを指さしながら、牛肉麺の小盛りを注文します。お値段は110元(約534円)とお手頃価格。麺の太さは普通か幅広麺かを選ぶことができ、私は普通をチョイスしました。
そして小皿料理は、店の角に設けられている棚からセルフサービスで取りに行くスタイル。どれも1皿30元(約146円)とお安いのですが、ほとんどがお皿ではなくビニール袋に入れられている……!
まわりの人を観察してみると、袋から直接箸で食べている人もいれば、取り皿に移して食べている人もいます。
私はきゅうりの和え物とピータン豆腐を取ってみました。ピータン豆腐は調味料コーナーに置いてあるとろみのあるタレをかけます。
入り口近くにはドリンクコーナーが設けられており、イートインの場合は紙コップ1杯分は無料でジュースもいただけますよ。
牛肉麺が運ばれてくると同時に会計を済ませます。お値段は合計170元(約826円)でした。
【牛肉がゴロゴロ入ってるよ…!】
牛肉麺には大きな牛肉がゴロゴロ入っていて、小サイズでもじゅうぶんなボリューム。さっそく、いただきますっ。
スープはほんのり甘い醬油ベース。厚みのある牛肉はホロっと崩れるやわらかさで、スープの味がしっかりとしみ込んでいておいしい~~~♡
モチモチとした麺と相性抜群です。
そしてこのお店でぜひ楽しんでほしいのが、味変! テーブルの上に置いてあるザーサイやピリ辛な黄色い牛脂を入れてみましょう。
ザーサイのシャキシャキとした食感、そして牛脂のコクとピリ辛な味わいがたまらない~~~。
きゅうりの和え物はひんやりシャキシャキしていて爽やかな味わいですし、ピータン豆腐はいちど食べたらクセになるおいしさ。どちらも箸休めにぴったりでした。
円安と物価高で、台湾の牛肉麺はそれだけで1000円超えることがほとんどです。牛肉麺だけじゃなく小皿料理も頼んで1000円以内というコスパの高さに大満足でした♪
※日本円への換算は、2025年5月現在の情報です。
■今回紹介した店舗の情報
店名:富宏牛肉麵
住所:台北市萬華區洛陽街67-69號(Googleマップ)
営業時間:24時間営業
定休日:なし
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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