いまや世界を席巻しているK-POP。その勢いはとどまることを知らず、ついにK-POPを題材にしたアニメ映画が爆誕しちゃいました。


普段はスーパースター、しかしその実態は “悪魔を成敗するデーモンハンター”。BTSのジョングクさんが鑑賞したことでも話題になっている注目作をチェックしましょ~!

毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。

今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながら、Netflix映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』を観て、カウチポテトになっちゃお~!

【あらすじ】
世界的スターとして、スタジアムを満員にし続けているK-POPガールズグループ「ハントリックス」のルミ、ミラ、ゾーイ。

しかしこれは世を忍ぶ “仮の姿” 。歌のちからで結界を維持しつつ、人々を悪魔から守る “デーモンハンター” として活動しています。

悪魔が完全に消滅するまで、あと少し。それなのに、リーダーのルミが歌えなくなってしまったから、さあ大変!

ルミの歌声は、悪魔を倒すうえでの大切な武器です。おまけに、魅力的なボーイズグループ「サジャボーイズ」に化けた悪魔たちが人々の安全をおびやかしはじめて、あわや世界は大混乱に……!!

【ココが見どころ!】

<その1:リーダーのルミが抱える秘密>
誰もが魅了される天性の歌声と明るい性格で、ハントリックスを引っ張ってきたルミ。けれどそのいっぽうで、メンバーにさえ言えない秘密を抱えながら生きていました。

実はルミの体には悪魔の血が流れているのです。

半分人間で、半分悪魔。打ち明けたい、だけど絶対に打ち明けられない───。
いちばん近くにいて、家族同様に思っているメンバーに、ウソをつき続けなければならないだなんて辛すぎる!!

<その2:みんなの心に刺さる普遍的なストーリー>
人は誰しも、大なり小なり秘密を抱えて生きているのではないでしょうか。

ルミもそのひとりだし、メンバーのミラとゾーイにも辛い過去がありました。そして、彼女たちにとって敵であるサジャボーイズのリーダー・ジヌにも誰にも言えない秘密があったのです。

彼らが過去やコンプレックスを受け入れて、前に進もうとする姿にきっと共感をおぼえるはず。普遍的なストーリーゆえに、子どもと一緒に観ても楽しめるんじゃないかと思います~!

<その3:K-POP好き歓喜! キャラデザインも楽曲も良すぎる>
これ、本作における最大の魅力といっても過言ではないかも。

まずはキャラデザインですが、ハントリックスもサジャボーイズも「こういうグループいるいる~!」と思わせてくれる要素が満載。王道イケメン・筋肉男子・かわいい赤ちゃん(でも辛口)というふうに、誰ひとりとして “キャラかぶり” していないところも推せます。

そしてですね、本作に登場する楽曲もいちいち良すぎるのよ~~!!

その証拠(?)として、ハントリックスとサジャボーイズの楽曲は、BillboardやSpotifyといった音楽チャートを席巻。またサジャボーイズが劇中で披露しているデビュー曲『SODA POP』はTikTokで大バズリしています。

【「本物」が参加してます】
実は私、K-POPが大好きなのですが、本作を鑑賞したとき真っ先に楽曲に食いついてしまったんですよ。もしもあなたもK-POP好きなら、この気持ちをわかってくれるのではないかと思います(笑)。

ちなみに、劇中でも使用されているエンディング曲『TAKEDOWN』を歌っているのは、TWICEのジョンヨンさん、ジヒョさん、チェヨンさん。
つまり本物のK-POPクイーンが楽曲に参加しているんですよおおお!

さらにさらに、サジャボーイズのジヌの声を担当しているのは、なんと俳優 アン・ヒョソプさんなんです。豪華すぎるキャストにも注目してみてくださいね。

■今回ご紹介した作品
『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』(原題:KPop Demon Hunters)
2025年6月20日からNetflixで独占配信中

※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。

執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:©2025 Netflix

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