今回は、当社代表の私、田原広一が、弊社創業3年目に、金融機関から融資を受け、キャッシュが増えた結果、新たなメディアサイト買収に至った経緯や、その経験を通じて得た知見をお話しさせていただきます。
経営者は借りられるタイミングで戦略的に融資を受け、チャンスを掴める状況を作ることが大切ということを知っていただけると嬉しいです。
■田原 広一 プロフィール
創業融資支援とデジタルマーケティング事業を組み合わせ、
潰れない会社作りを全力でサポートする株式会社SoLabo代表。税理士有資格者。
融資支援業務に力を注ぎ、
現在では3,700件以上の融資支援を行っている。
創業者サポートのため、日々融資に関するノウハウを発信中
中小企業庁の調査によると、日本国内では毎年20万人から30万人の起業家が誕生しています(※)。資金調達支援をしている弊社のもとにも、創業を検討中の方からのお問い合わせを日々いただいている状況です。
※参考:中小企業白書2014(中小企業庁)
2015年12月の創業以降、3,700件以上の融資支援をさせていただき、多種多様な業種・業界の事業者の方をサポートしてきた弊社ですが、自社でも金融機関からの融資を受け、資金調達してきました。
非常に驚かれるのですが、その数は4年間で14回に及びます。
そして、当社は自分たちで身をもって経験した融資に関するノウハウを、創業者の皆様にもわかりやすくお伝えするため、「創業融資ガイド」をはじめとするwebメディアの運営や、YouTubeチャンネルでの情報発信を事業として取り組んでいます。
▼弊社コーポレートサイト

日本に少しでも多くの創業者が増えることを願い、このような情報発信に取り組んでいる弊社ですが、自社メディア事業の転機となった融資成功事例があります。
創業3期目の転機
それは、今からさかのぼること約3年前、当社創業3期目の2018年6月のことです。金融機関の担当者が当社のオフィスに来訪し、3,000万円の融資の提案を頂きました。
私自身「借りられるときにMAXまで借りよう」と考えていたため、ご提案に同意し、無事融資を受けることができました。
有難いことに、事業は成長を続けており、人件費や家賃も上がっていたため、ここで3,000万円を借りられたことで、資金繰りも大幅に改善される見込みでした。
この融資成功から約2週間後、資金繰りの改善に役員一同喜んでいた矢先に、1本の営業電話が入ります。
なんと、それは私自身が以前からよく読んでいた起業家向け情報サイトの買収に関するご提案でした。
「この買収は、今後の成長の糸口になる」
そう確信した私は、2018年6月に融資を受け、9月にはサイト売買の契約を交わし、10月に3,564万円で買収が決まりました。
もしこのとき、3,000万円の融資を受けていなければ、サイト買収も断念せざるを得ず、せっかくの提案もまともに聞いていなかったはずです。奇跡的にタイミングが合い、新たな挑戦をすることができました。
もちろん、3年目のベンチャー企業にとっては、非常に大きな決断でしたが、これをきっかけに、事業の成長を加速させることができたと、現在も確信をもっています。
事業の成長には戦略的な融資が不可欠
当社では、低金利融資を前提に「事業資金は借りられるときにMAXまで借りた方がよい」と情報発信しています。
サイト買収の例は、まさにその好例で、買収後、弊社の認知度UP、新サービスの立ち上げ成功、問合せ件数の増加という成長に結びつきました。
現在当社は6期目を迎え、毎年前年の約2倍の成長を遂げています。
3期目に学んだ経験を活かし、現在も借りられるタイミングでMAXまで融資を受け、事業に投資し続け、成長し続けています。
あの時、身をもって実感した
「融資は借りられるときに借り、戦略的な融資が重要だ」
という考えを、これからもより多くの事業者の方に知っていただき、新しいビジネス創出に貢献するために、尽力していきたいと考えています。
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【株式会社SoLabo最新(4月1日時点)のプレスリリース】
指針公開・事業再構築補助金の開始が迫る中、補助金を受ける前に「資金調達」に動くべき理由PR TIMES×
【株式会社SoLaboプレスリリース一覧】
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/44897
【会社概要】
会社名 : 株式会社SoLabo(ソラボ)
所在地 : 東京都千代田区外神田1-18-19新秋葉原ビル7階
代表者 : 田原 広一
公式サイト:https://so-labo.co.jp/