三菱地所ホーム株式会社(本社:東京都港区赤坂 社長 加藤 博文)は、1995年に全館空調システム「エアロテック」を発売し、今年で25周年を迎えます。これを機に、エアロテックにお住いのオーナー様の声を掲載した小冊子、エアロテック発売25周年『OWNER’S VOICE』を制作しました。
エアロテック発売25周年記念キャンペーンを展開し、住宅展示場で配付します。当キャンペーンでは浮遊ウイルスを除去できる「エアロテック-UV(オプション)」無料搭載サービスを行います。さらに2014年にグッドデザイン賞を受賞した「ダクトレイアウトシステム」に改良を重ね、さらに進化した「ダクトレイアウトシステム」を発表いたします。

1.「エアロテック」の概要
当社は全館空調システムのパイオニアとして、1995年の発売以来10,000棟を超える「エアロテック」を販売し、温度のバリアフリーによる快適で健康な住まいを提供してまいりました。25年に及ぶ実績とノウハウを活かし、採用率9割を超える新築戸建注文住宅の実績※に加え、建売分譲住宅、賃貸住宅、別荘、戸建住宅及びマンションのリフォーム、新築マンション等、様々な物件に採用されています。また、パートナー企業でもエアロテックを導入できる「エアロテック・アライアンス事業」を展開しています。

※戸建て注文住宅における採用率:94.4%(2019年10月-2020年3月期実績)

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「エアロテック」は、1台のコンパクトな室内機で24時間365日、家中まるごと冷暖房・換気を行うシステムです。全館空調でありながら部屋ごとに温度設定ができ、家族全員がそれぞれ快適な温度環境で暮らすことができます。また、浴室やトイレを含めた住宅全体の室内温度をコントロールできるため、住宅内の温度差を少なくし、夏場の熱中症や冬場のヒートショックの予防にも大きく貢献します。

2.エアロテック発売 25 周年『 OWNER’S VOICE 』
エアロテック発売25周年を記念し、エアロテックにお住いのオーナーの声をコンパクトに纏めた小冊子『OWNER’S VOICE』を制作しました。当社は2019年度より、エアロテックにお住いの作家「村上龍氏」を起用したプロモーションを展開しています。村上龍氏をはじめ、新築時、リフォーム時、エアロテック経年機器交換時、それぞれでエアロテックを導入された4名の当社オーナーの声を掲載しています。


■オーナーの声(2019年新築オーナー。一部抜粋)

「暑さ寒さを意識せずに、家の中ですごせるのは、想像以上に気持ちがいいものでした。そして、部屋の壁の上方に、エアコンの出っ張りがないことが、部屋をすっきり見せることに一役かっています」
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3.浮遊ウイルスを除去する「エアロテック-UV 」
2014年に発売した「エアロテック-UV」はエアロテックに「UVクリーンユニット」を加えた空調システムです。紫外線と光触媒の二つの技術を組み合わせ、空気中のウイルスやカビ菌、臭気からVOC(揮発性有機化合物)まで除去※します。病院などで採用されている空気清浄システムを戸建住宅全館空調用として日本で初めて採用しました。薬品は一切使わないので安心安全です。

※試験室実験による効果であり実使用空間での実証結果ではありません。住宅の規模や熱環境、エアロテックの運転状況や使い方によって効果が異なります。
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環境分野で高い効果を発揮する光触媒が一般家庭の全館空調に採用されたことについて、光触媒を発明した東京理科大学栄誉教授の藤嶋昭博士は「空気中に浮遊するウイルスやシックハウス症候群の原因となるVOCも、光触媒は分解します。UVクリーンユニットのように、一般の家庭に広く普及して、住む人に健康的な空気環境の向上に役立つことを期待しています」。と語っています(2014年発売当時)。

浮遊ウイルス 除去にも一定の効果があるとして、空気の質を求める声にお応えし 、通常オプション 対応
である「 UV クリーンユニット」を無料搭載するキャンペーンを展開中です( 2020 年 6 月末まで)。



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4.進化した「ダクトレイアウトシステム」
エアロテックは高性能な『内面アルミ貼グラスウール成形ダクト』を採用しています。断熱性が高く、丈夫でつぶれない成形ダクトに、空気抵抗が少なく防汚性に優れた内面アルミ貼りを組み合わせ、風量に合わせた4種類の形状のダクトを使い分けています。さらに建築の設計士が建物構造や室内のデザインと住まい手のライフスタイルを勘案しながら、最も効率の良い空調計画を行います。この「ダクトレイアウトシステム」が高く評価され、2014年にグッドデザイン賞を受賞しました。


エアロテック発売25周年を迎えた今年度、お客様により長く安心して「エアロテック」の家にお住まいいただきたいという思いから、25年間の設計・施工ノウハウをベースに、ダクトレイアウトシステムを進化させました。

(1) ダクティング技術の進化:新たなダクト配管方式
吹き出した空気が最も多く通過する2箇所のダクト部位の配管方式を改良し、当社オリジナルの配管方式とすることで、風の搬送性能を従来のものより10%※向上させることで機器の負担を軽減しました。
機器の寿命化が期待できます。
※試算数値であり実使用空間での実証結果ではありません。住宅の規模や熱環境、エアロテックの運転状況や使い方によって効果が異なります。

(2)性能確認方法の進化:全棟吹出風量能力確認計算の実施
全館空調を設置した全棟に対して吹出風量能力確認計算を実施します。従来はダクトの長さや曲がりなどに制限を設けたルールを設定しておりましたが、吹出風量能力診断ツールを整備し一邸一邸実際のダクト計画に合わせて計算して性能確認を行いますのでより安心です。これにより、大空間、吹抜、地下室など多様化するお客様のプラン要望においても、ダクト計画がより柔軟に対応できるため、当社の強みである「自由設計」への対応力が向上しました。


「エアロテック」は25年前の発売以来、気候危機による熱中症、高齢化により注目されたヒートショック事故、またシックハウス症候群や花粉症、そして昨今のコロナウイルス感染症といった「社会課題」を解決するために、最先端技術による快適できれいな空気環境という「エアロテックの価値」を提供してまいりました。

三菱地所ホームはこれからも、お客様一人ひとりの声に寄り添い、都市居住の理想の空気環境を追求する全館空調のパイオニアとして、さらなる高みを目指してまいります。

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