FedExのデジタルネットワークおよび物流システムを活用し、2日以内の無料配送と返品、ワンクリックチェックアウトを提供

【2021年4月28日】
アドビ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ)とFedExは本日、複数年にわたる新たなパートナーシップを締結し、その第一弾として、Adobe Commerceと、FedExの子会社である大手EコマースプラットフォームShopRunnerとのサービス連携を発表しました。アドビのAdobe Digital Economy Index(https://adobe.ly/3aM36CT)によると、米国でのオンラインショッピングが前年比で42%増加した2020年、Eコマースは規模や業界にかかわらず、すべての企業にとって成功の分かれ目となりました。
今回のサービス連携により、アドビのマーチャントは、2日以内の無料配送やシームレスなチェックアウト、返品サービスを提供できるようになり、配送需要の大幅な増加への対応ができるようになります。さらに、需要の喚起、コストの削減、顧客インサイトの獲得に役立つ、FedExの購入後のロジスティクスインテリジェンスへのアクセスができるようになりました。

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アドビの会長、社長兼CEO(最高経営責任者)であるシャンタヌ ナラヤン(Shantanu Narayen)は、次のように述べています。「FedExとのパートナーシップにより、革新性、スピード、利便性を備えた新しい時代のEコマース顧客体験を提供できることを誇りに思います。」

FedExの社長兼COOラジェッシュ スーブラマニアン(Rajesh Subramaniam)氏は、次のように述べています。「今回の提携は、企業やマーチャントが顧客にシームレスな体験を提供できるような、オープンで協調的なEコマースエコシステムの構築を目指す当社の取り組みをさらに前進させるものです。アドビの顧客体験におけるリーダーシップ、ShopRunnerプラットフォーム、そしてFedExが展開する、デジタルロジスティクスインテリジェンスを組み合わせて活用することで、企業やマーチャントの競争力が高まり、Eコマースに新たな可能性をもたらします。」

COVID-19により経済は根本的に変化し、デジタルとの共存から経済全体のデジタル化へと動いています。この間、Eコマースは、マーチャントが顧客へのサービスを継続し、ビジネスを持続させる重要な役割を果たしてきました。最新のAdobe Digital Economy Index(英語)(https://blog.adobe.com/en/publish/2021/04/27/adobe-digital-economy-index-flight-bookings-pick-up-ecommerce-surges-in-us-and-globally.html#gs.zu4k1h)によると、日常生活における買い物のニーズを満たすためにオンラインを利用する消費者が増えていることから、2022年には米国のEコマース売上高が初めて1兆ドル規模に達すると予想されています。アドビとFedEx、ShopRunnerが提携することで、マーチャントは配送と物流管理を改善し、顧客維持とロイヤルティ構築に貢献する、優れた宅配体験を提供することができます。また、FedExで出荷するマーチャントは、同社が提供する購入後のロジスティクスインテリジェンスにより、マーチャントとその顧客の両方にとってより効率的で信頼性の高いエクスペリエンスを作成するのに役立ちます。

マーチャントと顧客にもたらされるメリットは以下のとおりです。


2日以内の無料配送:マーチャントは、顧客に2日以内の配送を保証するサービスを無料で提供できます。

簡単な返品:マーチャントは、FedExがサポートする無料で簡単な返品プロセスを顧客に提供することができます。これには、送り状が不要な返品、FedExの営業所での返品用梱包、簡単なドロップオフ(出荷用の持ち込み)などのサービスが含まれます。
ロイヤルティと顧客生涯価値の向上:アドビのマーチャントは、ShopRunnerのプラットフォームを通じて購入している何百万人もの顧客からロイヤルティの高い顧客層にアクセスできるようになります。
シームレスなチェックアウト:買い物客は支払いや請求、配送の情報をShopRunnerに保存することで、簡単に購入を完了することができます。


IDCのデジタルコマース&エンタープライズアプリケーション担当のリサーチマネージャーであるジョーダン ジュエル(Jordan Jewell)氏は、次のように述べています。「商取引の多くがオンラインチャネルに移行するにつれ、あらゆる規模のブランドが、魅力的で関連性が高く、快適なコマース体験を顧客に提供しなければならないという競争圧力に直面しています。Adobe Commerceは、成長中の企業が顧客体験で差別化を図るのに適しています。今回のFedExとのパートナーシップは、より快適なコマースを可能にすることで、顧客の高い期待に応え、それを超えることを可能にします。」

提供時期と価格
Adobe Commerce(https://business.adobe.com/jp/products/magento/magento-commerce.html)およびMagento Open Sourceを使用する米国のマーチャントは、2021年後半にMagento Marketplace(https://business.adobe.com/jp/products/magento/marketplace.html)からFedExの拡張機能をダウンロードできるようになる予定です。

関連リソース


アドビとFedExのコラボレーションの詳細(英語)(https://magento.com/products/magento-commerce/shipping


※当資料は、2021年4月27日に米国本社から発表されたプレスリリース(https://news.adobe.com/news/news-details/2021/Adobe-and-FedEx-Partner-to-Drive-E-commerce-Innovation/default.aspx)の抄訳です。

■「アドビ」について
アドビは、世界を変えるデジタル体験を提供します。このアドビのビジョンは3つのクラウドサービスで支えられています。 Creative Cloud( https://www.adobe.com/jp/creativecloud.html )は、写真、デザイン、ビデオ、 web、 UXなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。
Document Cloud( https://acrobat.adobe.com/jp/ja/ )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。 Experience Cloud( https://business.adobe.com/jp/products/adobe-experience-cloud-products.html )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( https://www.adobe.com/jp/sensei.html )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト ( https://www.adobe.com/jp/ ) に掲載されています。

■FedExについて
FedEx Corp.(NYSE:FDX)は、世界中のお客様と企業に、輸送、Eコマース、およびビジネスサービスの幅広いポートフォリオを提供しています。年間710億ドルの売上高を誇る同社は、定評あるFedExブランドのもと、各事業会社が共同で事業を展開し、デジタルで革新を起こしていくことで、統合ビジネスソリューションを提供しています。世界で最も称賛され信頼されている企業の一つとして常にランク付けされているFedExは、50万人を超える従業員に安全性、最高の倫理基準、プロフェッショナル基準、および顧客とコミュニティのニーズに注力するよう促しています。FedExが世界中の人々と可能性をつなぐ仕組みについては、about.fedex.comをご覧ください。

■ShopRunnerについて
ShopRunnerは優れたEコマースプラットフォームとして、2日以内の無料配送、無料返品、会員限定割引、シームレスなチェックアウトを提供しています。数百万人に及ぶShopRunnerの会員は、年間数十億ドルをShopRunnerのネットワークに費やしており、無料で迅速かつ便利なログイン、発送、チェックアウトのオプションにより、マーチャントが最も価値の高い顧客を引き付けられることを証明しています。ShopRunnerの100あまりのネットワークパートナーには、Hudson's Bay Company、Kate Spade&Company、Under Armour、CB 2、Cole Haan、American Eagle Outfittersなどが含まれています。


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