認定NPO法人国連WFP協会(横浜市)の安藤宏基会長は、3月15日(火)16時より行われた国連世界食糧計画(WFP)国会議員連盟 緊急総会に出席しました。その中で、国連WFP協会に寄せられたウクライナ緊急支援募金の民間からの寄付状況の説明と、より一層の支援を約束しました。


国連世界食糧計画(WFP)国会議員連盟 緊急総会 
2月24日にロシアがウクライナへ軍事攻撃を開始したことを受けて、国会議員83名で構成される国連世界食糧計画(WFP)国会議員連盟が緊急総会を開きました。
決議案が採択され、「日本政府は、国連機関および関係国と連携を強化し、ウクライナ国民に対して包括的で実効的な支援を継続、実施」することを求めました。総会の冒頭、高野光二郎WFP議連会長は、日本国政府に対して声を届ける役目を担っていくとの力強い挨拶の後、河野太郎WFP議連最高顧問 元外務大臣 元防衛大臣からは、国際機関、NGO、企業、国民と共に進めようと呼びかけました。また、支援現場の現状をまとめた動画の紹介と共に、国連WFP日本事務所焼家直絵代表より活動が語られました。動画内では、ポーランドの国境沿いの町に避難した女性の言葉が紹介され、セルギー・コルスンスキーウクライナ特命全権大使からの挨拶同様、参加者は胸をつまらせる一幕がありました。当協会会長安藤宏基により日本国内の企業や個人寄付の報告がされ、今後もさらなる支援を得るべく力強い呼びかけがありました。


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<式次第>
1.開会
2.挨拶:高野光二郎 WFP議連会長(3分)
3.挨拶:植野篤志 外務省 国際協力局長(3分)
4.特別講演:河野太郎  WFP議連最高顧問 元外務大臣 元防衛大臣(10分)
テーマ:ウクライナ・ロシア・NATOの今後の展開と日本が果たすべき役割と取るべき行動について
5.WFP活動報告と今後 WFP日本事務所(5分)
6.挨拶:安藤宏基 WFP協会会長(5分) (日清食品ホールディング ス代表取締役社長・CEO)
7.挨拶:セルギー・コルスンスキーウクライナ特命全権大使(10分)                                   
8.意見交換
9.WFP議連の決議案について
10.閉会

国連WFP協会安藤宏基会長によるコメント
国連WFP協会会長安藤宏基は、国連WFPの人道支援を支えるために、国連WFP協会が3月1日から開始しているウクライナ緊急支援募金について、企業からは約6億円、また5,000人を超える個人支援者から5,000万円のお申し出があったと言及。これを機に更に民間への協力を仰ぎ、10億円の寄付を集めたいと述べました。最後に「地道な作業にはなるが、皆さんの寄付が具体的に命を救うことになることを願って引き続き募金活動を行っていく。民間なので政府ほど大きくはならないが、一歩一歩積み上げてウクライナの方々への食料支援をしていく」と述べて締めくくりました。


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国連WFP協会は引き続き、ウクライナ緊急支援募金を受け付けております。多くの皆さまからのご支援をお待ちしております。


■寄付受付および最新情報:
支援窓口情報: URL:https://www.jawfp.org/oneshot?btn=NRUKR 電話0120-496-819
最新情報:https://ja.wfp.org/

■国連WFPとは
飢餓をなくすことを使命に活動する、国連唯一の食料支援機関です。災害や紛争時の緊急支援、栄養状態の改善、学校給食の提供などを活動の柱に、毎年80カ国以上で1億人を超える人々に食料支援を行っています。2020年にはノーベル平和賞を受賞しました。

■認定NPO法人 国連WFP協会とは
国連WFPを支援する認定NPOで日本における国連WFPの公式支援窓口です。募金活動のほか、企業・団体との連携、広報を通じて、日本における支援の輪を広げています。

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