英語の先生をめざす16才が、フィリピンの子どもたちの教育を応援したいとクラウドファンディングに挑戦し始めました。

関東の高校生・松田侑奈さん(16才)が、認定NPO法人アクセスと協力して、2022年4月よりクラウドファンディングを開始。
フィリピンで小学校卒業さえ難しい子どもたちをサポートしようと、奮闘しています。

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▼プロジェクトの発案者 松田侑奈さん(16才)
神奈川県に住む16歳の女子高校生(1年生)である、松田さん。
高校でSDGsの探求活動をすることになり、将来中学校の英語の先生になりたいと思っていた松田さんは、「4.質の高い教育をみんなに」という目標について取り組むことにしました。

探求活動を進めていくと、世界には教育水準が低く、満足に教育を受けられていない子どもたちがたくさんいることを知りました。そこで、「高校生の私にも出来ることはないか」と考えてみた結果、ボランティアと寄付の2つを思いつきました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で実際に現地に行ってボランティア活動をすることは難しく、高校生1人の力だけでは教育水準を上げるための資金を補えないと思い、寄付でお金を集めて支援することにしました。


「今は新型コロナウイルスの影響で実際に現地に行くことはできませんが、将来大学生や大人になって現地を訪れた時に、実際に現地の人と自分の言葉でコミュニケーションをとりたい」という思いから、支援先にフィリピンを選びました。

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
現在のフィリピンでは、先生(Teacher)、教科書(Textbook)、教室(Teachingroom)の3Tが不足しています。
その中でも教科書は特に不足していて、1冊につき生徒8人で使っています。

日本では当たり前のように使われている教科書ですが、フィリピンでは1人1冊持つことすらできていないのが現状です。このように聞くと、驚かれる方も多いのではないでしょうか。しかしこれはあくまで、学校に通っている上での問題です。
フィリピンでは、経済的な理由で学校に通うために必要なもの(制服・鞄・靴・その他課題提出のための材料費など)が工面できず進級を諦める子、途中で中退してしまう子がいます。また、そうした費用や食費を賄うため、自ら働くことを選ぶ子どもたちもいます。両親が必死に働いても、進学に必要な最低限の費用を賄えない家庭もあるのです。

これらのことから、経済的な理由で進級が難しい子や途中で中退してしまう子のために、高校生の私にもできることはないかと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

▼プロジェクトの内容
目標金額は21万円。
プロジェクトが成功したら、手数料を差し引いた額を認定NPO法人アクセスに託してくれることになっています。
アクセスではこのご寄付を、「子ども教育プログラム」を支える「子ども教育サポーター費」として使う計画です。

アクセスでは、年間18,000円を寄付すると、子ども教育サポーターになることができ、1年間1人の生徒が学校に通うことを支援できます。
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マクドナルドのセットかスターバックスコーヒーのフラペチーノに相当する額(500円)を36人の方が寄付をして下さると、1年間1人の生徒が学校に通うことができます。

▼サポーター費の使い道
子ども教育サポーター費は、
1.学用品の提供
2.子供の権利セミナーの実施
3.生きる力を育む補習授業の開催
の3つの活動に使われます。

1.学用品の支援 だけで、9割型の子どもたちは学び続けることができます。しかし、5~10%くらいの子どもたちは体罰・いじめ・虐待・児童労働といった困難に直面して、中退してしまうため、2.子供の権利を守る・3.生きる力を育む補習授業 の支援を組み合わせています。

今回は、10人の生徒が1年間学校に通える資金18万円を集めたいと思っています。

▼松田さんからのメッセージ
「私と同じように学生であまり寄付できない人も、また高校生の私の活動に賛同して協力してくださる大人の方々もみんなで力を合わせれば、たくさんのフィリピンの子どもたちの教育を支援することができると思います。ぜひ、私に力を貸してください!」

▼現地の子どもたちの様子

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↑新品の文房具セットを受け取って大喜びの子どもたち(コロナ前に撮影)

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↑学びたいけど、家計が厳しく、弟の面倒を見ないといけないため授業を受けれずにいた子供の写真(コロナ前に撮影)

[画像5: https://prtimes.jp/i/93640/3/resize/d93640-3-e0969a255f45f1f88406-2.jpg ]

↑補習授業で、自分の気持ちを言葉にして伝える練習をした子どもたち(2022年3月撮影)

▼クラウドファンディングのページ
https://readyfor.jp/projects/Philippine_support

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