経済産業省「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」で産学連携、バイオ医薬品開発を推進

 藤森工業株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:布山英士、以下「藤森工業」)は、広島大学が推進する「PSI GMP教育研究センター」に参画します。同事業は経済産業省の令和3年度補正予算「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」の採択を受け、産学連携によりバイオ医薬品開発を推進するものです。
藤森工業は、同センターで行うmRNA、ペプチド、核酸医薬の治験薬製造に使用するシングルユース製品や培養装置の提供及び販売、また開発への支援を通して、バイオ医薬品開発の発展に貢献してまいります。

BioPhaS(R)(バイファス)ブランドサイト:https://biophas.zacros.co.jp/
コーポレートサイト:https://www.zacros.co.jp/

[画像: https://prtimes.jp/i/101427/6/resize/d101427-6-b92200d51ab6c6ca1cb0-2.png ]

■参画の背景
 広島大学が2022年10月1日に新設した「PSI GMP教育研究センター」は、mRNAワクチンや新規モダリティのワクチン製造のためのGMP研修施設及び治験薬製造施設であり、ワクチン製造及び中分子医薬品の製造や研究開発で実績のある企業が参画しております。

 藤森工業はバイオ医薬品の世界的な市場拡大を見据え、バイオ医薬品等製造用シングルユース製品であるBioPhaS(R)(バイファス)の拡販・増産体制の構築に取り組んでおり、広島大学と同じく、経済産業省「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」に採択されております。国内のシングルユース製品の量産拠点である藤森工業 三重事業所への新製造棟・開発棟の設立(2024年4月竣工予定)にはその一部を活用して推進する計画です。

 また、シングルユース部素材の海外依存率が高い現状の改善をめざし、藤森工業が発起人となって、東京計装株式会社、ニッタ株式会社、藤倉コンポジット株式会社、株式会社ロキテクノの4社と共に、シングルユース部素材の国産化のためのパートナーシップ「J-STAC」を形成しております。

 今後も産官学で連携しながら、バイオ医薬品開発の推進及び生産能力の向上に取り組み、医薬・医療分野の発展に貢献してまいります。

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