特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななき　累計6万DL突破の異色話題作『蛍火艶夜』上巻、描き下ろし内容が明らかに！ (2023年7月14日)

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななき　累計6万DL突破の異色話題作『蛍火艶夜』上巻、描き下ろし内容が明らかに！

2023年07月14日(金)14:15

特攻隊を舞台に繰り広げられる、漢たちのアツき魂のいななき　累計6万DL突破の異色話題作『蛍火艶夜』上巻、描き下ろし内容が明らかに！

終戦から22年、元報道カメラマン・淀野は喫茶店である男を待っていた――　「あの夜」に魅せられた淀野のその後を描く描き下ろし短編16頁

8月8日に上巻発売の『蛍火艶夜』、描き下ろしストーリーの内容とカバーイラストを公開いたします。今回の描き下ろしは、第1話『田中志津摩編』に登場した、カメラマン・淀野のその後を描く完全描き下ろしの新編。

コミックス限定の収録となります。

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　コミックシーモアにて2022年8月15日より配信開始（https://www.cmoa.jp/title/250426/）以降、「心の調子が良い時じゃないと読めない」「つらいのに何度も繰り返し読んでしまう」「BLジャンルというくくりでは縛れない作品」……と読者から熱狂的な支持を集めた『蛍火艶夜』。8月8日（火）新潮社バンチコミックスより単行本（紙・電子）が刊行となります。
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　今回発売される単行本上巻には、カメラマンと特攻隊員の一夜を描いた田中志津摩一飛曹編、搭乗兵と整備兵の葛藤する心身を描いた橋内和中尉前後編、搭乗兵同士の劣情を描いた八木正蔵中尉前中後編の計6編に加え、特別描き下ろしストーリー16頁を収録予定。全228頁と、内容の濃さに負けない重厚な一冊に仕上がりました。
　カバーイラストは第1話・第4話～第6話に登場した田中志津摩がゼロ戦の上で寝そべる描き下ろしイラスト。銀色の特色インクで重量感と特別感を演出いたしました。また、カバー下本体表紙も著者・amase氏描き下ろしイラストが入っており、本編と同様に、見たものの心を揺さぶる、儚くもほとばしる絵柄となっております。
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　特別描き下ろしストーリーは、第1話で登場したカメラマン・淀野のその後のエピソード。果たして彼は「目的」を達成できるのでしょうか――。ぜひ、皆様の目でお確かめください。
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　戦時中、そして特攻隊という限りなく生と死が交差する場所において、魂と肉体がどうしようもなく惹かれ合ってしまった登場人物たちの熱い「いななき」をご体感いただければ幸いです。

　また、電子版では通常版に加え、特別な仕様の特装版の刊行も計画しております。特装版の詳細は後日改めて発表いたしますので、続報をお待ちください。

著者amase氏コメント

こんなニッチな漫画を手に取って下さり、ありがとうございます。
一見"人でなしの所業"に思えるこんな内容の漫画を描いた理由はただひとつ、
しんどい事の多い生活を送る彼らに1分でも1秒でもいい「気持ちいい」と思って貰いたかったからです。
どうかおゆるし下さい…。
わたしの想いを一番身をもって体現してくれたのは、塚本太郎整備兵です。
下巻も無事出せますよう、引き続き応援よろしくお願いします。

書籍内容紹介

反芻者続出の話題作。待望の単行本化！
大ボリューム本編212Pに加え特別描き下ろし16Pを収録。

「この襟巻
先に特攻で逝った人から貰ったんです」
1945年3月、徳島。
報道の為、特攻隊の写真を撮影に来ていたカメラマンの淀野は、田中志津摩一飛曹の朗らかな笑顔に惹かれながらも、彼の運命を思い、うしろめたさを覚えてしまう。
ある晩。