~海外展開に向けて増産体制強化~

株式会社五島つばき蒸溜所(代表取締役:門田クニヒコ、本社:長崎県五島市)は、海外展開に向けて2024年秋冬を目途に増産のための設備投資を行い、蒸溜所を改築いたします。それを機に、国内初の100%再生可能エネルギー(Renewable Energy 100%)でジンをつくる蒸溜所(以下RE100%蒸溜所)に生まれ変わることを目指します。


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          (RE100%蒸溜所のイメージ/設計:WANKARASHIN/石飛亮)  

<増産のための設備投資について> 
五島つばき蒸溜所は2022年12月の開業以来、国内での需要の高まりを受けて原酒貯蔵用タンクの増設等により、現状、月産3,000本の生産体制となっております。しかしながら、現状のままでは今後の海外展開が難しくなるため、蒸溜所の改築を行い、月産5,000本の増産体制を構築いたします。

<国内初のRE100%蒸溜所について>
増産体制強化を機に、国内初のRenewable Energy 100% でジンをつくる蒸溜所に生まれ変わります。現在、日本にRE100を取得している蒸溜所はなく、実現すれば日本初の100%再生可能エネルギーの蒸溜所となります。RE100でのSCOPE1,2について2024年秋冬達成を目指すとともに、それに先駆けて五島版RE100を取得いたします。

<クラウドファンディングについて> 
本プロジェクトの実現のために、開業時に続きクラウドファンディングを実施いたします。
2024年3月25日より開始したREADYFOR社のクラウドファンディングでは、RE100%蒸溜所に生まれ変わった後に製造する「GOTOGIN限定版~未来の風景へ~」の他、RE100を推進する五島市にご協力をいただき、「GOTOGIN × 洋上風力発電見学ツアー」も支援者へのリターンとして準備いたしました。
・クラウドファンディングのサイトは以下のとおりとなります。
https://readyfor.jp/projects/139938

■五島市未来創造課のコメント
五島つばき蒸溜所がクラフトジンの蒸溜所として日本で初めてRE100を目指し、持続可能なエネルギー利用に向けた大きな一歩を踏み出したことは、ゼロカーボンの実現のため企業責任を示して頂いたと理解しております。
五島市は、令和5年9月に五島市ゼロカーボンシティ計画を策定し、地域資源を最大限活用して再生可能エネルギーを生み出し、活用することでゼロカーボンシティを目指しております。
五島つばき蒸溜所のような企業がこの地で事業を展開することは、地域経済だけでなく、五島市のゼロカーボンシティ計画目標達成にも大きく寄与します。また、海外市場への展開と増産体制の強化は、五島市の産業の多様性と競争力を高める重要な取り組みとなります。

市としては、今後市内の多くの事業者が二酸化炭素の排出削減に取り組んでいただけるよう機運の醸成に努め、ゼロカーボンシティの実現に向けて取組を進めてまいります。

■戸田建設株式会社のコメント
このたびの日本初のRE100%蒸溜所の誕生にあたりお祝いを申し上げます。
当社グループは、2010~2015年度の環境省浮体式洋上風力発電実証事業を経て、2016年3月から五島市沖にて浮体式洋上風力発電設備「はえんかぜ」の商用運転を継続しております。また、2026年1月の運転開始を目指して同海域において新たに浮体式洋上風力発電設備8基の施工を進めております。
当社グループが五島市沖の風を受けて発電した電気が、日本初のRE100%蒸溜所で活用されて大変光栄です。
RE100イニシアチブに加盟している当社としましても、ゼロカーボンシティの実現、また脱炭素社会の実現に向けた五島つばき蒸溜所様の挑戦を応援しております。


本件についてのお問い合わせは、以下アドレスにメールでご連絡ください。
shared@gotogin.jp

以上

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