三菱ケミカルグループ(以下「当社グループ」)の植物由来のバイオエンジニアリングプラスチック「DURABIO(TM)(デュラビオ(TM))」が、本田技研工業株式会社(以下、Honda)の二輪車、大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズのフロントスクリーンに採用され、2024年3月21日から販売されました。植物由来のバイオエンジニアリングプラスチックが二輪車用の透明フロントスクリーンに採用されるのは世界初※です。


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DURABIO(TM)は、再生可能な植物由来原料「イソソルバイド」を用いて作られるバイオエンジニアリングプラスチックで、枯渇資源である石油の消費量を削減できるうえに、原料となる植物が成長過程で二酸化炭素を吸収するため、温室効果ガスの低減にも貢献できる素材です。高耐候性、耐傷付き性、透明性に優れ、自動車の内外装部品、光学・電子デバイス部材、日用雑貨など幅広い分野へ展開が進められています。走行風の防御などフロントスクリーンに必要な機能に対し、DURABIO(TM)の優れた特性が評価され、今回の採用に至りました。

当社グループは、革新的なソリューションを提供するスペシャリティマテリアルカンパニーとして、これからもDURABIO(TM)の展開を通じ高付加価値な製品を提供するとともに、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。

※Honda調べ(2023年10月時点)

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