次の100年に向けて、次世代社会を支える技術と知恵の羅針盤

アンリツ株式会社(社長:濱田 宏一)は、技術論文誌『アンリツテクニカル』の第100号を発刊しました。
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1957年に創刊された『アンリツテクニカル』(創刊時「安立テクニカル」)は、通信計測技術を中心とした最先端の技術論文を発信し続け、社内外の研究者・技術者と知見を共有する「知のプラットフォーム」として育まれてきました。


今回、第100号という大きな節目を迎えるにあたり、常務理事 CTO 先端技術研究所長 野田華子は、次のように述べています。
「アンリツが磨いてきた“はかる”技術は、通信や食品・医薬品の検査、エネルギーマネジメントなど、さまざまな分野で広く活用され、社会課題の解決にも貢献しています。AIやビッグデータ時代においては、正確なデータ取得がますます重要になっており、私たちの技術が果たす役割は今後さらに広がっていくと考えています。」
「また、一見すると異なる分野の技術や発想でも、“はかる”という共通の基盤を通じてつながり、新たな価値を生み出す可能性があります。第100号の発刊を機に、私たちは従来の枠組みにとらわれず、次の100年に向けて挑戦を加速していきます。」

創刊号では短波受信機や方向探知機といった当時の最先端技術が取り上げられました。この度の第100号でもその精神を受け継ぎ、6GやIOWNを見据えた高周波帯の通信技術、AIとセンシングを融合した食品・医薬品検査技術、グラフェンの応用による次世代デバイスの開発、さらにエネルギー制御分野における技術革新といった未来社会の基盤を支える最先端技術を紹介しています。
アンリツテクニカル NO.100(先端技術特集号)
2025年3月
巻頭言
次の100年へ向かう技術の羅針盤
常務理事 CTO 先端技術研究所長 野田 華子

特集論文
- グラフェンのサーマルマネージメント応用
- グラフェンの水素ガスセンサ応用
- WR-3全帯域で動作する楕円形チョークの検討
- 広帯域ミリ波誘電率測定技術
- Pushing the limits: The Future of Wideband Vector Signal Generators
- Sub-THz MMIC Switches Key Enablers for Sub-THz Wireless Systems
- ミリ波電界測定法の動向と紹介
- 通信業界のAI/ML技術動向
- 低遅延・高信頼性通信を実現するネットワーク技術の紹介

一般論文
- DXソリューションプラットフォームAccelVisionの開発
- 再現性に優れたモバイル端末フィールド試験ソリューション
- IEEE 802.11be 320 MHz帯域幅に対応したMT8862Aオプション開発
- DCIコヒーレント伝送品質測定用MU104014B開発
- 位相積分コヒーレンス補償による高性能OFDRシステムの開発
- 世界初「透過型」NIR全数錠剤検査装置の開発
- Electrical Performance Enhancements of Fixed Waveguide Attenuators
- Millimeter-wave Optical Network Analysis社外寄稿論文の紹介


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