自然エネルギー事業を手掛ける株式会社エンバイオ・ホールディングス(代表取締役社長:中村賀一、本社:東京都千代田区)は、ビットコインマイニング企業である株式会社ビタモン(代表取締役:川上 裕人、本社:東京都渋谷区、以下ビタモン)と提携し、太陽光発電を活用したビットコインマイニングの共同実験を開始しました。

本実験は、再生可能エネルギーを活用した持続可能なビットコインマイニングの可能性を探るものです。
当社が持つ太陽光発電のノウハウおよび電力と、ビタモン社が有するビットコインマイニングの知見・設備を組み合わせ、効率的な運用によって日本国内におけるビットコインマイニングの長期的な収益性確立を目指します。

共同実験の目的と背景
300兆円規模(2025年5月20日現在)の時価総額をもち、暗号資産の代表格であるビットコインは、そのネットワークがマイニング事業によって支えられています。現状では40%以上のハッシュレート(ビットコインの計算力)が米国に集中していますが、ビットコイン経済圏の拡大に伴い、世界各地でのマイニング事業への関心が一層高まっています。

ビットコインを支えるマイニングは、時価総額の拡大に伴い、膨大な演算処理とそれに比例した大量の電力が求められます。エネルギー消費や環境負荷と結びついている背景を受け、マイニング業界全体で再生可能エネルギーの導入が進んでいます。持続可能な電源を積極的に活用し、環境への影響を最小限に抑えるマイニングの実現に向けた取り組みが活発化しています。
一方、再生可能エネルギーの導入が加速する中で、電力の安定供給と効率的な活用は喫緊の課題です。特に、これからの再生可能エネルギーの有効活用は、電力インフラの持続性を確保する上で重要なテーマの1つです。

当社とビタモンは、新時代のデジタル経済圏における再生可能エネルギーの未来型リソースマネジメントの可能性を探るべく、“持続可能なマイニング”の共同実験を開始しました。当社が自然エネルギー事業で培ってきた豊富な知見と、ビタモンが長年にわたり蓄積してきたビットコインマイニングに関する専門技術を融合させることで、価値ある収益機会へと転換する新たな事業モデルの創出が期待されます。

今後、AIをはじめとするさまざまなデジタル分野にも波及するエネルギーとテクノロジーの融合によって、大きなビジネスチャンスが生まれる可能性を秘めています。本共同実験は、再生可能エネルギーの更なる普及と持続可能な社会の実現に資するモデルケース創出の重要な第一歩となります。


今後の展開
本実験では、
- 太陽光発電の発電量とマイニング機器の消費電力のバランス
- 電力供給の変動によるマイニングの影響
- 長期的なコスト削減の可能性

といった観点から、より高い効率と安定性を実現できるかを検証します。実験結果を踏まえ、将来的には商業規模での太陽光発電を活用したマイニング運用モデルを構築し、業界をリードするイノベーションを目指していきます。

当社について
エンバイオ・グループは、「環境問題に技術と知恵で立ち向かう」というパーパスに基づき、「環境問題の解決と健やかな環境づくりを推進し、持続可能な社会の構築に貢献する」というビジョンを掲げ
環境保全に役立つサービスや製品の提供を行っています。自然エネルギー事業においては、「循環型社会の実現への貢献」及び「脱炭素社会実現への貢献」を目指しており、今後も新たなビジネスモデルの創出やイノベーティブなパートナーシップの拡充により、再生可能エネルギーの可能性を広げていきます。

ビタモンについて
ビタモンは、デジタル資産の新時代を切り開くビットコインマイニングを主軸事業とする先進企業です。2018年よりビットコインマイニングに携わってきた経験豊富な代表と、グローバルなマイニング事業の動向に精通するメンバーによって構成されており、世界各地で培った知見をもとに革新的なマイニングソリューションを提供しています。安定した電力調達と低コストでのマイニング環境を実現し、ビットコインの持続的な成長と普及に貢献することを目指しています。

■ 会社概要
会社名:株式会社エンバイオ・ホールディングス
所在地:東京都千代田区鍛冶町
代表者:中村 賀一
設立:1999年6月23日
URL:https://enbio-holdings.com/企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000160772.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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