農園芸のイノベーションカンパニーwelzo(本社:福岡県福岡市博多区 / 代表取締役社長 金尾佳文)が主導し、鹿児島・宮崎を中心とするサツマイモ経済圏を支える産学連携コンソーシアム「みんなのサツマイモを守るプロジェクト - Save the Sweet Potato(SSP)-」(以下「SSP」)に、2025年春、新たなパートナーとしてスイーツブランド「陽(あかり)」が参加いたしました。
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陽(あかり)専務 江藤大介さん

加工の力で地域に希望を──干しいもで再興を目指す「陽(あかり)」の挑戦


 「陽(あかり)」は宮崎県延岡市を拠点に、干しいも、焼き芋、健康食品、芋焼酎など、サツマイモを基軸とした多彩な製品を手がけるブランドです。
水産加工業のノウハウを活かした独自の製法で、長年“売れない芋”を“売れる商品”へと転換してきた同社は、干しいも文化を町の“産業”へと昇華することを目指し、農家・加工業者・地域と一体となった循環型モデルの確立を推進しています。


 専務・江藤さんは、これまでの活動に加え、地域の若手農家と連携した品種展開やふるさと納税事業など、民間主導の農業支援モデルを積極的に打ち出してきました。
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作業中のようす

「農家が再び希望を持てる芋に」──SSPへの参加背景と使命


 今回のSSP参画にあたり、江藤さんは次のように語っています。
「サツマイモ経済圏を持続させるには、農家だけじゃなく、我々加工業者も本気で取り組む必要があります。農家がもう一度“やってみよう”と思える作物を、我々が“売る力”で支えていく。それが今の自分たちの役割だと感じています。」
 サツマイモ基腐病(もとぐされびょう)の影響が九州全域に広がる中で、同氏は農業の“現場”と“商品流通”をつなぐ中間支援の要として、より能動的に地域課題に向き合っていく考えです。

【プロジェクト概要】
みんなのサツマイモを守るプロジェクト - Save the Sweet Potato(SSP)-
公式サイト:https://www.savethesweetpotato.com/


 サツマイモを守るプロジェクト(SSP)は、サツマイモ基腐病の影響から日本のサツマイモを守り、産業の再興を目指す画期的な取り組みです。研究、開発、社会との連携を通じて、サツマイモの未来をサポートしていきます。


みんなのサツマイモを守るプロジェクト-Save The Sweet Potato- の活動理念、目的
 SSPは、情報共有、品種開発、研究、啓発活動の四つの柱を中心に、病気対策に全力を尽くしています。加えて、日本名門酒会、井上酒造、くしまアオイファーム、シブヤグループといった業界のリーダーたちとの戦略的連携を深めており、その取り組みの影響力は日に日に増しています。
1.基腐病に対する情報を農家、焼酎メーカー、大学などの関係者全員で共有し、知恵袋としての機能
  を強化。
2.未だ解明されていない基腐病に対する防除法を研究し、発信していく。

3.東京大学発アグリテックベンチャーのCULTAを含めた連携により基腐病に強い新たなサツマイモの
  品種の開発なども視野に入れて、知見の集約や研究を進めます。
4.世間へ広く基腐病の現状を知って貰うことでサツマイモ経済圏へ応援需要を生み出していく。
5.サステナブル農家の実現(25年より追加)

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「Save the Sweet Potato」の活用概要

SSP Leader / 株式会社welzo アグリビジネス課 部長 古賀正治 コメント
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株式会社welzo アグリビジネス課 部長 古賀正治

 「陽(あかり)」のSSP加入は、サツマイモ産業における“加工の現場”からの大きな一歩です。
 江藤さんが実践されてきた“売れない芋を売れる商品に変える”挑戦は、まさにサツマイモ経済圏の持続性を支える鍵だと考えています。
 今後は基腐病の影響を受けた地域と連携し、農家と加工業者が一体となって再起を図るモデルとして、この取り組みが全国に広がることを期待しています。
SSPとしても、“作る”と“売る”の両輪を強化し、地域と共に未来を切り拓いていきます。

陽(あかり)専務 江藤大介さんコメント
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陽(あかり)専務 江藤大介さん

「干しいもって、ただの保存食じゃない。
地元の農家を支え、地域に仕事を生み、町を元気にできる食なんです。
自分たちは“できるかどうか”じゃなく、“どうやったらできるか”を考える。
干しいもで、町の未来を明るくする──それが、陽(あかり)としての想いです。
SSPという志ある仲間たちと、これから全国のサツマイモ産地に元気を届けていきたいです。」


【株式会社welzo 概要】
 食・農業を通して、持続可能な社会と人々の暮しを豊かにする商品やサービスを提供する、農業資材・家庭園芸用品・フラワー関連商品・飼肥料原料を中心に取り扱う専門商社です。2022年で創業 101 年を迎えたニチリウ永瀬は、2023年1月1日をもって、「株式会社welzo」に社名を変更。
BtoB を中心としたビジネススタイルを築き、国内に24拠点を置いています。 社内外のビジネスパートナーと共創し、ITやAIの技術を活用しながら、日本が直面する課題にも積極的に取り組んでいます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/72201/table/54_1_987050fcc7eab5c71d022d302d5205da.jpg ]企業プレスリリース詳細へ : https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000054.000072201.htmlPR TIMESトップへ : https://prtimes.jp
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