南極観測パートナー企業 NECネッツエスアイ×ミサワホーム

 このたび、NECネッツエスアイ株式会社ならびにミサワホーム株式会社から大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立極地研究所(以下、「極地研」)に出向し、第65次南極地域観測隊に参加していた社員2名が、現地での任務を無事に終え帰国いたしました。つきましては、下記の通り「合同帰国報告会」を開催いたします。


 両社は、極地研を通じて南極地域観測隊員として社員を派遣するなど、人的・技術的支援を通じて南極地域観測事業に継続的に貢献してまいりました。こうした取り組みが評価され、「南極観測パートナー企業認定制度」に基づき認定企業として選定されています。本報告会は、その制度の枠組みを活用して初めて開催するものであり、両社の連携を一層深めるとともに、認定企業としての活動成果をご報告し、南極観測への理解をさらに広げていただく機会としたいと考えております。

 当日は、極地研 南極観測センター 宮本仁美氏・藤野博行氏に登壇いただき、日本の南極観測事業および「南極観測パートナー企業認定制度」についてご紹介いただく予定です。
 ご多用のところ誠に恐縮ではございますが、何卒ご来臨賜りますようお願い申し上げます。
▼お申込みをご希望の方は、こちらからお願いいたします。
 申込フォーム:https://forms.gle/FwdD8WPU9LagRCKN9
(参加申し込み期限︓6月23日(月)18:00/TEL・E-mail・申込フォームいずれでも結構です)


【開催概要】
■開催日時:2025年6月30日(月)14︓00~16︓15(受付開始13︓30)
■開催場所:大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 南極・北極科学館
     (〒190-8518 東京都立川市緑町10ー3)
■スケジュール:
 13︓30 報道関係者受付開始(南極・北極科学館 入口)
 14︓00 開式・概要説明
 14︓10 日本の南極観測および「南極観測パートナー企業認定制度」の紹介(極地研 宮本仁美氏)
 14︓20 南極での活動報告1.建築・土木(ミサワホーム 松本巧也氏)
 14︓40 南極での活動報告2.通信(NECネッツエスアイ 清水岬氏)
 15︓00 質疑応答
 15︓15 南極・北極科学館 見学(極地研 宮本仁美氏・藤野博行氏)
 16︓15 終了

【ご参考】
■南極・北極科学館
 南極・北極科学館は、極地研の広報展示施設です。南極や北極でどのような観測・研究が行われているのかを分かりやすく紹介しています。館内では、氷床からアイスコアを採取するための実物ドリルや、研究用に撮影されたオーロラの映像、昭和基地のライブ映像・模型、隊員の居住スペースの展示などをご覧いただけます。


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71302/177/71302-177-de7bed8b2839e044a596459a4b290fca-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
写真提供:極地研

ホームページ︓https://www.nipr.ac.jp/science-museum/
リーフレット︓https://www.nipr.ac.jp/science-museum/guide/pamphlet2023.pdf

■南極とNECネッツエスアイ
 NECネッツエスアイは1987年より、国立極地研究所経由で従業員を南極に越冬隊員として派遣しています。国内外で培った衛星通信、ネットワークに関わる幅広い保守技術やノウハウを活かし、昭和基地の多目的衛星データ受信システムの運用・保守点検などにあたっています。2012年からは、次世代育成支援の一環として、越冬隊経験者が南極での生活体験をもとに出前授業を行う「南極くらぶ」を多くの小中学校や教育施設などで開催しており、現在までに延べ2万人以上の方に参加いただいています。


■南極とミサワホーム
 ミサワホームは1968年の第10居住棟以降、南極地域観測隊の活動や生活を支える建物を受注しており、その実績は累計36棟、延床面積約5,900平方メートル にのぼり、現在建設中の夏期隊員宿舎が37棟目となります。1975年からは建設支援のため社員を観測隊員として極地研へ派遣し、現在までに延べ29名が参加。隊員の中でも数少ない建築の専門家として、現地での建設活動に貢献しています。また、2011年からは、東日本大震災を経験した子どもたちに夢や希望について考えるきっかけを提供したいとの思いから、自らの夢を実現した元観測隊員の社員が講師となり、全国の小中学校などを対象に出前授業を行う教育プログラム「南極クラス」を開催。2025年2月には全国47都道府県での開催を達成し、子どもたちが未来に向けて羽ばたけるよう支援を続けています。

■隊員プロフィール
〇清水 岬(しみず みさき)
 2021年4月、NECネッツエスアイ株式会社に入社。宇宙防衛システム部に配属され、衛星通信の地上局に関わる機器の検査業務に従事しながら、技術を磨いてきた。入社前から南極地域観測隊への参加を目標に掲げており、特にコミュニケーション能力の向上に力を注いできた。趣味は釣りと紅茶。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71302/177/71302-177-bb3c1119866066a13be40d9afcaf3c03-424x327.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


〇松本 巧也(まつもと たくや)
 2017年4月、ミサワホーム九州株式会社に入社。約6年間にわたり、新築戸建や共同住宅などの現場で現場監督を務めてきた。現場で培った経験を南極でいかしたいとの思いから、観測隊への参加を志す。
プライベートでは3児の父で、熊本にミサワホームの「蔵のある家」を新築。趣味は、仲間とのキャンプやお菓子・パン作り。


[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/71302/177/71302-177-0a1ced27096cb4332848736ec4b72094-2180x1736.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

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