トイレは、店舗や施設の清潔さを測る重要なポイントです。特に飲食店や福祉施設では、多くの人が頻繁に利用するため、快適な環境の維持が求められます。
しかし、毎日の清掃だけでは見落としがちな汚れや詰まり、臭いの問題に悩む現場も少なくありません。

そこで注目されているのが、専門のトイレ診断サービスです。和歌山県の飲食店運営会社や就労継続支援事業所では、当社の提供するトイレ診断サービスを導入することで、トイレ環境の大幅な改善と利用者満足度の向上を実現しました。

今回の記事では、実際にトイレ診断を導入した現場の声を通じて、サービスの効果や導入のきっかけ、改善後の具体的な変化について詳しくご紹介します。

【Intro】見えない問題が潜んでいる!?トイレ環境の重要性とは

トイレの「当たり前」を疑う時代へ

毎日あたりまえのように使うトイレ。しかしその「見えにくい場所」には、思いがけない問題が潜んでいます。多くの人が利用する公共施設や商業空間のトイレは、ウイルスや菌の温床となりやすく、利用者の健康を脅かすリスクをはらんでいます。

清潔に見えても、臭いや尿石、換気不良、老朽化など、目には見えない部分での問題が蓄積していることも少なくありません。こうした問題は、一般的な清掃では対処しきれず、専門知識と技術を持ったプロの介入が必要になります。

清潔さは「安心感」と「企業価値」を左右する

さらに見逃せないのが、トイレの状態が施設や企業のイメージに直結するという事実です。たとえば、レストランや観光施設のトイレが不衛生だった場合、たとえ料理やサービスが良くても、その印象を大きく損なってしまうことがあります。逆に、清潔なトイレは「この施設は信頼できる」「きちんとしている」という印象を与え、顧客満足度や再訪意欲を高める要因になります。

トイレ環境の改善がもたらす多面的なメリット

トイレ環境を見直すことで得られるのは、衛生面の向上だけではありません。施設の印象アップや従業員・利用者の満足度向上はもちろん、清掃効率の改善や節水対策によるコスト削減といった、運用面でのメリットも期待できます。

現代のトイレは、ただの「排泄のための場所」ではなく、施設全体の品質やホスピタリティを象徴する空間へと進化しています。
だからこそ、今あらためて「トイレ診断」という選択肢が注目されているのです。

【インタビュー1】トイレ診断事業責任者が語る、サンコーの挑戦と未来

コロナ禍で生まれた“新たな挑戦”

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─ 株式会社サンコー ソリューション部 部長 土井氏

2020年にコロナが広がって、社会全体が予測困難な時代に突入しましたよね。将来が全く読めなくなった。そんな中で、私たちサンコーも『このままの事業体制でいいのか?』と問い直したんです。

もともと生活サポート用品の販売をしていましたが、もっと地域に貢献できることをやりたいという想いがあったんです。そこで、和歌山を拠点とする企業として、地元・白浜のトイレを日本一キレイにしようって目標を立てて、新規事業としてトイレ診断事業を始めました。

和歌山のトイレを日本一綺麗に──トイレから社会を変える、生活サポート用品メーカーのサンコーが取り組む「トイレ診断事業」とは


清潔なトイレが生む、安心と信頼

トイレって、誰でも使う場所じゃないですか。だからこそ、清潔に保つことって思いやりの表れでもあるんです。それに、トイレがキレイだと利用者に安心感を与えますし、防犯にもつながるんですよ。『あ、ここはちゃんとしてるな』って思ってもらえるだけで、企業のブランドイメージが変わってくるんです。

トイレ診断で地域と企業に寄り添う

サンコーのトイレ診断の特徴は、現場目線に立った提案をしているところだと思います。単に汚れを指摘するだけじゃなくて、節水によるコスト削減や、災害時の備えとしての防災トイレの提案もしています。たとえば、学校や地域の方に向けた防災講座や清掃レクチャーも行っていて、地域全体の意識向上にもつながっていると感じています。

「日本一キレイなトイレ県」を目指して

正直、法人ごとにトイレへの意識には差があります。でも、診断を受けたことで、清掃の質が上がったり、利用マナーが改善されたりするケースが増えてます。これからは、もっと多くの方にトイレ診断の価値を知っていただくことが目標です。
体験会や相談会を通じて認知を広げ、最終的には和歌山県を“日本一キレイなトイレ県”にしたいと本気で思っています。

【インタビュー2】フランチャイズ展開:全国へ広がるトイレ診断の可能性

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─ 株式会社アメニティ 代表取締役 山戸氏

はじまりは、現場の“困った”から

うちのトイレ診断事業って、もともとは営業のサービスの一環だったんですよ。お客様に無料でトイレの換気状況を数値化して説明していたんです。

でもやっていくうちに、これは単なるサービスじゃなくて専門職として成立するなって思ったんです。そこで1997年にトイレ診断士養成委員会を発足、1998年に診断士制度を正式スタートさせました。

トイレの“見えない課題”にこだわる理由

昔からね、お客さんに『この臭い、なんとかならんか?』って言われるんです。でも芳香剤置いただけじゃ意味ない。問題は配管の中とか、目に見えない場所にある。そういう見えにくい部分にあえて踏み込んだのが、うちのやり方でした。そこが他社との一番の違いですね。トイレって“あたりまえに汚れる”から、逆にちゃんとやる会社が少なかった。

フランチャイズとしての信頼と育成

今では全国で仲間を増やしてますけど、無理な拡大はしていません。事業に共感してくれるパートナーとしか組まない。トイレって、やってみると“キレイ”だけじゃ済まないんですよ。

フランチャイズの皆さんには、厚労省認定の診断士資格を取ってもらいますし、継続的なスキルアップのために動画教材や勉強会も用意しています。
今後は『管理士』という施工技術に特化した新資格も始めようと思っています。私自身が営業出身なので、現場感覚を大切にしたサポートを徹底しています。

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【インタビュー3】和歌山の導入店舗・和歌山県の飲食店運営会社が語る、トイレ診断導入の効果

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─ 株式会社ピープルリンクス 代表取締役 久保田氏

トイレ診断導入のきっかけ

長年のトイレ汚れが蓄積していたため、一度しっかりと現状を確認してリセットする必要があると感じていました。従業員がトイレ掃除をしていますが、どうしても十分に行き届かない部分もありました。お客様の満足度を高めるためにも、トイレ診断サービスの導入を決めたのです。

診断で見えた改善点

診断後、従業員にとっては、汚れていないと思っていた場所にも汚れがあった事を知るきっかけとなりました、また普段の清掃では手が届きにくかった便器の裏や便座用フィルター、配管まわり、換気扇までしっかりクリーンアップされました。詰まりや臭いの改善にもつながり、これまで床拭きや表面的な掃除が中心だった部分も含めて、トイレ空間全体の清潔感が大きく向上したと実感しています。

従業員とお客様の反応の変化

従業員からは「トイレが清潔になった」「匂いが変わった」といった声が多く寄せられています。トイレの汚れ具合を具体的にレクチャーしてもらったことで、清掃の個人差が減り、今後はさらに質の高い清掃・維持が期待できる状況です。

トイレ診断導入後の職場環境と業績

お客様アンケートの「店舗の清潔さ」に関するスコアが、導入前と比べて約10ポイント上昇しました。これは全国平均よりも高い数値であり、診断サービスの効果がはっきりと数字に表れています。職場環境の改善に加え、節水によるコスト削減効果も見られ、全体的な満足度が向上しています。

トイレ診断サービスのおすすめ

1日に約1,000人が来店する店舗でも、日々の清掃と月に一度のトイレメンテナンスで清潔な状態が保てているため、顧客満足度の向上につながっています。この成果を踏まえ、同じような課題を抱える他の企業にもぜひサンコーのトイレ診断をおすすめしたいと思います。


【インタビュー4】和歌山県の就労継続支援B型事業所が語るトイレ診断導入の効果

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─ キミト☆ミライ白浜 白浜事業所管理者 葛本氏

臭いと詰まりの問題が解決

トイレの詰まりと臭いが大きな悩みでした。過去に2回ほど詰まった経験があり、その都度ホームセンターで備品を購入して自分たちで対応していましたが、一時的な改善にしかなりませんでした。トイレ診断を受けてからは、この詰まり問題が根本的に解決されました。

利用者からの好評

利用者は1日平均13名で、長くトイレを利用される方もいます。匂いが気になっていましたが、消臭剤を導入したことでトイレの匂いが良くなり、利用者様から「いい香りがする」と喜ばれています。利用者が行う掃除も以前よりやりやすくなりました。

清潔な環境で安心して使える

トイレが清潔なので安心して利用できるようになりました。詰まりも解消され、職場環境が良くなったと実感しています。

メンテナンスの重要性を実感

月に1度のメンテナンスがあることで安心感があります。自分たちでは気づけなかったトイレの臭いや詰まりの根本原因を解決できたことは非常に嬉しいです。普段の掃除だけでなく、こうした定期的なメンテナンスの重要性に気づく良い機会になりました。使用頻度の多い場所や家庭にも導入できたら良いと考えています。

和歌山のトイレを日本一綺麗に──トイレから社会を変える、生活サポート用品メーカーのサンコーが取り組む「トイレ診断事業」とは


会社概要

和歌山のトイレを日本一綺麗に──トイレから社会を変える、生活サポート用品メーカーのサンコーが取り組む「トイレ診断事業」とは


和歌山県海南市を拠点にジャパンメイド・ハイクオリティ・顧客ファーストをモットーに、掃除・防災・ペット用品を中心に、生活サポート用品の商品開発から製造、販売まで一気通貫して提供しています。販売実績No1を誇る「おしっこ吸う~パット」シリーズは、2024年4月に販売数310万個を突破しました。皆さまの暮らしに寄り添う生活サポート用品メーカーとして、豊かな社会を支えていきます。


[会社名]株式会社サンコー

[代表者]代表取締役 角谷太基(かくたに ふとき)

[所在地]和歌山県海南市大野中715

[設立]1967年4月1日

[資本金]9,500万円

[事業内容]生活サポート用品の開発、製造、販売

[HP]https://sanko-gp.co.jp/

[公式通販サイト]https://onlineshop.sanko-gp.co.jp/

[YouTube]https://www.youtube.com/channel/UCBIJyqK6v-HVvaEQ4ZSHWAw

[Instagram]https://www.instagram.com/sanko_souji/

[X]https://twitter.com/sanko_wakayama
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