スタンリー・キューブリックの映画製作の裏側とは?
今回解禁された第1弾予告篇では、天才キューブリックの異常なまでのこだわりを30年も支え続けた2人の男、キューブリックの専属ドライバーであった『キューブリックに愛された男』のエミリオ・ダレッサンドロと、キューブリックに絶対的な忠誠を誓った『キューブリックに魅せられた男』のレオン・ヴィターリの姿を映し出している。本予告編は、生前のキューブリックの映像やキューブリック作品のメイキング映像などを使用したキューブリックファンにはたまらない仕上がりに。映画「キューブリックに愛された男」「キューブリックに魅せられた男」30秒予告
さらに、本予告篇のナレーションは『2001 年宇宙の旅』最新日本語吹替版の「HAL 9000」、またヴィゴ・モーテンセンやコリン・ファースの声で知られる木下浩之氏が担当していることも注目のポイントだ。キューブリックを身近で支えた2人
『キューブリックに愛された男』は、キューブリックの専属ドライバーであったエミリオ・アレッサンドロの目を通して、奇妙な出会いや神経質なキューブリックの生活様式、動物に囲まれ穏やかな日常など、これまで描かれなかった巨匠の普段着の姿が、2人の厚い友情とともに浮かび上がるハートフルな仕上がりの作品。一方の『キューブリックに魅せられた男』は、キューブリックが手がけた傑作『バリー・リンドン』への出演をきっかけに、キューブリックに絶対的な忠誠を誓った若き俳優レオン・ヴィターリが、その後個人的なアシスタントに取りたてられ、無限とも思えるキューブリック監督の雑事に追われていく過酷な日々を、ライアン・オニール、R・リー・アーメイ、マシュー・モディーンら出演者を始めとする多彩な映画人たちの証言とともに描き出している。没後20年のメモリアル・イヤーに相応しく、今年4月にはロンドンで大規模な<キューブリック展>が開催され、5月の<カンヌ国際映画祭>ではアルフォンソ・キュアロン監修による4K版『シャイニング』の上映が大きな話題となり、11月にはその『シャイニング』の40年ぶりの続編である『ドクター・スリープ』が世界公開を控えるなか、世界的な巨匠の仕事からプライベートまでを深く語り尽くした本2作品が同日より、同じ劇場で回を替えてのカップリング上映の方式で公開される。キューブリックに魅了された人間は数知れず。日本にも彼を敬愛する方はたくさんいるはずだ。この機をぜひお見逃しなく。INFORMATION
『キューブリックに愛された男』&『キューブリックに魅せられた男』カップリング上映
2019年11月1日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開キューブリックに愛された男

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