フランスのジュネス・オーベルヴィリエというクラブに所属していた14歳の選手が、試合中に心停止を起こして死去するという事故があったそうだ。

『National World』によれば、亡くなったのはウスマヌ・ディアビという少年で、オセールの下部組織と対戦していた際に突然心臓発作に襲われたという。

救急隊員が呼ばれ、ピッチの上で蘇生措置が行われたあと、ヘリコプターでディジョン病院へと運ばれたものの、その後に死亡が確認されたとのこと。

クラブは「彼はいつも笑顔で、親切で礼儀正しい少年だった。深い悲しみとともに、我々の愛するウスマヌ・ディアビの悲劇的な死を伝えなければならない」と声明を発表。

さらに「彼は模範的な家庭で育った、大きな心を抱いた選手だった。毎日母親の手伝いをし、9歳以下のカテゴリーのボランティアにも参加していた。我々の人生に消えることのない足跡を残してくれた」と、若くしてこの世を去ることになったディアビを追悼した。

なお、その後周囲の人々はウスマヌ・ディアビの家族を支援するための募金活動が開始され、これまでに7600ポンド(およそ14万円)の寄付が集まっているとのこと。

また、ウスマヌ・ディアビが所属していたジュネス・オーベルヴィリエU-16チームの次の試合では、彼を悼んで一分間の黙祷を捧げるとのこと。

編集部おすすめ